バス用ジャークベイトであるMDザンバーノをベースに、ソルトウォーター用にファクトリーチューンされたのが『オシアMDザンバーノSW115S/115Sフラッシュブースト』。ドコをどのようにチューンナップすることで“SW”へと生まれ変わったのだろうか?
●文:ルアマガプラス編集部
オシア MD ザンバーノ SW 115S/115S フラッシュブースト(シマノ)
【スペック】
- タイプ:フローティング
- 全長:115mm
- 重量:18g
- フック:#4 x 3
- カラー:8色
まずは潮流の中でもしっかりとレンジを入れられるように、バス用のサスペンド仕様からウェイトを増してシンキング仕様へと変更。表層までは出切らない魚が守備範囲とする2m前後のレンジをキープすることができる。
その泳ぎはただ巻きならばハイピッチ・タイトアクションでキレが良く、ジャークすれば左右方向へリズミカルなダートを展開してフィッシュイーターの捕食本能に火を付ける。
そして、SW仕様としてマストだったのがフックサイズの変更。バス用のベースモデルは#6だが、サゴシやサワラ、そして時にはブリクラスの青物もターゲットになることを想定して#4へと大型化。ファイト中にフックが伸ばされる心配が大幅に軽減されている。
カラーラインナップはベイトフィッシュのリアルな鱗パターンを再現したホログラムであるスケールブースト仕様の6色に、ボディ内の反射板が常に振動し続けて多角的にフラッシングでアピールするフラッシュブースト搭載のハーフミラー仕様の2色を加えた全8色。
ベイトフィッシュの群れが活発化するこれからのシーズンこそ、投入したいSW仕様だ!
MDザンバーノSWのアクションやジャーキング方法を知りたければ下記動画をチェック!
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