【釣りにまつわる資格、知ってた?】『公認釣りインストラクター』募集中!

一般社団法人 全日本釣り団体協議会が「公認釣りインストラクター」を募集中。講義を受け、試験を通過した人のみが得られる資格で釣り文化の維持発展に貢献しよう!

●文:ルアマガプラス編集部

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公認釣りインストラクター

一般社団法人 全日本釣り団体協議会が設けている資格が「公認釣りインストラクター」。

釣りの技術継承やマナーの啓蒙、水産資源の保護活動、釣り場のルール制定、環境保全への取り組みや安全対策等の指導、水難事故や漁業者とのトラブルの防止、さらには関係官公庁及び諸団体との提携など、次世代へと釣りの文化の伝達と健全な発展をめざすのが主な活動目的となる。

今後増えるであろう、ビギナー層を指導する立場としての狙いもある。

つまり日本における「釣り」という文化の維持発展に関わることのできる重要な資格なのである。

実際の活動

主な「釣りインストラクター」としての仕事としては、一般の釣り人に対して釣り技術の指導や釣りのマナーおよびルール、水産資源の保護意識の向上、環境保全、釣り場での安全等について具体的に指導するといった活動。そして要請があれば各種釣り大会等により開催される講習会の講師や、地方公共団体等における遊漁関係事業にあたってのアドバイスなどとされている。

資格取得のためには?

「公認釣りインストラクター」の資格を取得するためには、養成講習会を受講し、筆記や論文、実技といった試験に合格する必要がある。

釣りの文化を大切にしていくために、しっかりとした知識と心構えが必要となるわけだ。

なお、取得に必要な資格はなく、20歳以上であれば誰でも受講、受験が可能となっている。

資格区分は船釣り、磯釣り、投げ釣り、疑似餌釣り(ルアー、フライ)の「海面」、渓流釣り、清流釣り、止水釣り、疑似餌釣り(フラー、フライ)の「内水面」の2つに分かれているので、得意とする方を選ぼう。

試験会場は全国3箇所。

  • 東京:令和6年11月16日(土)・17日(日)(申込締切10月25日):東京海洋大学越中島キャンパス
  • 大阪:令和6年12月8日(日)(申込締切11月15日):ヒューマンアカデミー大阪校
  • 名古屋:令和6年12月15日(日)(申込締切11月22日):名古屋港湾会館

場所によって試験日の日程や締切が違うので注意が必要だ。

詳細は一般社団法人 全日本釣り団体協議会の公式サイトをチェック!


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