今年度DAIWAから発売された「スティーズ ブラーモ(DAIWA)」。年々タフになる日本のバスフィッシングシーンにおける「切り札」的ワームとして大きな注目を集め、現在全国各地のフィールドでも実績を上げている。今回はこのルアーの開発に携わった2人のバスプロに、ブラ活に適した「使用シチュエーション」を解説していただこう。
●文:ルアマガプラス編集部
全国各地で相次ぐ釣果報告!「ブラーモ旋風」が巻き起こる!!
ブラ活が全国に拡大中!?
スティーズブラーモは、宮嶋駿介さんがメンバーを務める釣りYouTuber『カスブラ』と橋本卓哉さんが共同開発したエビ系高比重ワーム。その釣れっぷりから今年4月の発売時には即完売となった釣具店が多く、欲しくても手に入らなかった読者も多いのではないだろうか。発売後、霞ヶ浦水系のみならず、関東リザーバーをはじめ全国各地のフィールドで釣果報告が相次いでいる。
スティーズ ブラーモ(DAIWA)
【スペック】
- サイズ:1.7in
- 標準自重:3g
- 入数:8本
- カラー:10色
- 素材:PVC
数もサイズも釣れるブラーモで気軽にバス釣りをエンジョイするのがブラーモ活動、略して『ブラ活』。前回4月末に行なったロケでは、橋本さんがボート担当、宮嶋さんがおかっぱり担当で霞ヶ浦水系をブラ活したのだが、今回は担当を入れ替えて季節が進んだ6月末の同水系を攻略しようというのが本企画の主旨。
年々タフになる日本のバスフィッシングシーンにおける「切り札」的ワームとして、大きな注目を集めるのが先日DAIWAから発売したばかりの「スティーズ ブラーモ(DAIWA)」。今回はこのルアーの開発に携わ[…]
橋本卓哉(はしもと・たくや)
W.B.S.で4度の年間優勝、2007年バサーオールスタークラシック優勝など霞ヶ浦水系の試合で圧倒的な強さを誇るトーナメンター。1973年生まれ、愛称はハシタク。今回はオカッパリを担当。
宮嶋駿介(みやしま・しゅんすけ)
霞ヶ浦水系をホームフィールドとするJBトップ50のトーナメンター。カスブラのメンバーとしてYouTubeでも活躍中。1993年生まれ、愛称はミヤシ。今回はボートを担当。
橋本「4月よりもエビが増えてバスのメインベイトになりやすい時期。つまりブラーモには最高の時期です。前回はネイルリグとダウンショットリグが中心でしたが、これからの時期はノーシンカーリグでフワッと落として誘うのがおすすめです。フォールで反応がなければ、着底後にトゥイッチを加えるなどさらに誘いをかけてみてください」
宮嶋「今はJBトップ50霞ヶ浦戦のオフリミット期間なので僕は霞ヶ浦で釣りはできません。なので今日は北浦で釣りをします。今週はかなり減水をしているのでボートの釣りは状況的にかなり厳しそうですが…エンジョイブラ活できるようにがんばります!」
なお、前回のブラ活釣行はルアマガプライムとDAIWA BASS YouTubeで公開中なので要チェックだ。
橋本さんは霞ヶ浦東岸にエントリーしてランガンを開始。
橋本「エビボイルがないですね。エビはたくさんいるけどバスの気配がない。粘るのは禁物かな」
本湖を見切って夜越川に入り、橋の上から魚影をチェック。
エビが溜まりやすい場所が鍵!ブラ活おすすめエリア3選
橋本「ここに1匹と、あそこにも…。ここだけで3匹いる」
マッディシャローでの目の良さはさすが霞ヶ浦水系トップトーナメンター。残念ながらここではバスに口を使わせることはできなかったが、最後に入った恋瀬川で沖のハードボトムを利用して技ありの貴重な1本をキャッチ!
一方、ボートの宮嶋さんは…。
宮嶋「時期的に風裏とアシ際がキーになってくるはずです」
午前中は北浦の上流で順調にキーパーサイズ4本をキャッチ。
デカバスに限ってバラシが連発する不運に見舞われたが、終了時間30分前に水門横のシートパイルにバスを発見。見事サイトで仕留めることに成功。ミヤシ歓喜の雄叫びが神宮橋にこだました。
ラストに起きたブラドラマ(ブラーモのドラマ)46cm!!
着時間が迫る17:30ごろ、北浦の神宮橋近くのシートパイルで見えバスを発見。ブラーモのサイトでビッグバスを仕留めた。
これぞブラドラマ(=ブラーモが起こすドラマ)。その全貌は近日公開予定の動画でご覧あれ!
2人のブラーモタックルは下記をチェック!
ブラ活スクープ!ロケ中にブラーモの新サイズを発見!!
朝から2人がニヤニヤしながら手に持って眺めていたのが下記の画像のプロトタイプのブラーモ。M~MHクラスのベイトタックルでも扱える大きいサイズと、1.2inほどの小さいサイズ。今後の展開に注目だ。
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