ロッドメーカーテンリュウのタイラバ専用ロッド、レッドフリップシリーズに、2024年夏〜秋にかけて、新たに4機種が追加される。それらの新機種を使い分けながら、レッドフリップ開発担当の松本さんと、フィールドテスターの渕上さんがタイラババトル! 果たして、その結果は…!?
●写真/文:ルアーマガジンソルト編集部
レッドフリップ新機種を駆使し、エキスパートが実釣バトル!
今回の実釣バトルは、動画でも視聴可能。フィールドテスターの渕上さんと、レッドフリップ開発担当の松本さんによる、熾烈なタイラババトルは必見!
大好評のレッドフリップシリーズに、新たに追加される乗せの4機種
テンリュウのレッドフリップシリーズは、シュチュエーションに応じてきめ細かく対応したモデルをラインナップする、エキスパートも愛用するタイラバ専用ロッドだ。
バーチカルやドテラ流しなどの展開の違いや、シャローやディープ、乗せや掛けといった、シチュエーションや攻め方の違いでも分類され、アングラーの求める要求に対して、最適なポテンシャルのロッドを選べることが、その人気の理由と言えるだろう。
レッドフリップシリーズは、ラインナップ全10機種に拡充予定!
レッドフリップシリーズは既存モデルが6機種、そこに新機種が4モデル追加され、トータルで10機種から選べるという、充実した展開となる。
品 名 | 全長 ( m [ft]) | 調子 | 仕舞寸法 (cm) | ルアーウェイト (g) | ライン (PE/号) | 自重 (g) | 本体価格 |
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RF5101B-UL/VSN | 1.78[5’10”] | RS | 178 | Vertical 30-100 , Dotera MAX150 | MAX 1.0 | 96 | ¥37,000 |
RF5101B-ML/VSK | 1.78[5’10”] | F | 178 | Vertical 45-160 , Dotera MAX200 | MAX1.2 | 100 | ¥37,500 |
[NEW]RF642B-UL/VDN | 1.93[6’4″] | RS | 144 | Vertical 30-100 , Dotera MAX150 | MAX 1.0 | 105 | ¥38,000 |
RF642B-L/VDN | 1.93[6’4″] | RS | 144 | Vertical 45-120 , Dotera MAX180 | MAX 1.0 | 113 | ¥39,000 |
RF642B-M/VDK | 1.93[6’4″] | F | 144 | Vertical 60-180 , Dotera MAX250 | MAX1.2 | 116 | ¥39,500 |
[NEW]RF6102B-L/DN | 2.08[6’10”] | RS | 159 | Vertical 45-140 , Dotera MAX250 | MAX 1.2 | 117 | ¥40,000 |
RF6102B-MH/DK | 2.08[6’10”] | RF | 159 | Vertical 60-200 , Dotera MAX300 | MAX1.5 | 129 | ¥40,500 |
[NEW]RF772B-L/LN | 2.31[7’7″] | RS | 144 | Vertical 45-140 , Dotera MAX250 | MAX 1.2 | 126 | ¥41,500 |
[NEW]RF652S-L/CN | 1.96[6’5″] | R | 155 | Vertical 45-120 , Dotera MAX180 , Cast MAX60 | MAX 1.0 | 100 | ¥37,500 |
RF672S-ML/CK | 2.00[6’7″] | RF | 160 | Vertical 45-160 , Dotera MAX200 , Cast MAX75 | MAX1.2 | 101 | ¥38,000 |
[NEW]RF642B-UL/VDN
今回の実釣バトルでも大活躍したモデル。これまでの、6ft4inのバーチカル・乗せ・ディープのライトモデルに、さらにナチュラルに操作できるウルトラライトモデルが追加となった。
ハイプレッシャー状況下や低水温により、ターゲットの活性が低い状況などでもバイトを引き出しやすく、そして貴重な魚からの反応を弾かず絡め取るように、フッキングまで持ち込むことができる。やや長めの6ft4inレングスにより、釣り座や潮の向きによる影響も受けにくい。
[NEW]RF6102B-L/DN
ドテラ流し時に乗せを意識したいならこのロッドがオススメ。250gのタイラバでディープエリアを流す釣りにも対応する。
追従性の高いブランクス設計となっており、船の揺れがタイラバに影響を与えにくく、安定したリトリーブが可能だ。
今回の実釣でも、少しスロー気味に入るこのモデル特有の調子を活用し、松本さんが、ミミイカパターンでマダイを狙うシチュエーションで活躍。ブランクスのオーバーパワーで弾いてしまうようなことを低減し、ライトアクションならではの柔軟性で、中層のマダイを狙うような使い方にも適している。
[NEW]RF652S-L/CN
2024年追加モデルでは唯一のスピニングロッド。スピニングの利点となる「キャスティング」における乗せのスタイルを追求。中層を広範囲を探り、散らばった魚を拾っていくことも容易となる。
これまでも、レッドフリップシリーズにはスピニング用ロッドとして、MLパワーの掛けモデルがラインナップされていた。そこに新たに、ライトアクションの乗せモデルとしてスピニングが追加されたということになる。実釣バトル中では渕上さんが、このRF652S-L/CNを活用するシーンも登場。動画では、さらに詳しく解説しているので、是非、チェックしてみてほしい。
[NEW]RF772B-L/LN
7ftオーバーのレングスは懐が広く、幅広いシチュエーションに対応可能。タイバラの重さやバーチカル・ドテラ問わず活躍してくれるバーサタイル性も持つ。船の揺れによる影響も受けにくいので、水中のタイラバに違和感のある動きが生じにくいのも大きな利点と言えるだろう。
なお、このモデルは2024年秋頃のリリースを予定している。
松本vs渕上 タイラババトル in岡山、勝負は最後までわからない接戦に!
松本さんと渕上さんによるタイラババトルは、第一戦が愛媛で行われ、僅差で松本さんが勝利を手にした(その模様は、テンリュウYoutubeチャンネルで視聴できる)。
第二戦となる今回は瀬戸内海、岡山県沖で実施された。ルールは、3尾の合計重量で勝敗を決め、魚の入れ替えもOKとなっている。
ちなみに瀬戸内海のこのフィールドは松本さんのホームでもあるため、渕上さんがやや不利かと思われたが、実際には開始早々から渕上さんがコンスタントに釣果を重ね、松本さんは大量リードを許してしまうという展開に。
しかし、どれだけリードされても諦めない松本さんは、ホームフィールドでのバトルということもあり意地を見せ、後半、ジリジリと追い上げ見せる。その粘り強さに渕上さんも危機感を感じ、最後まで勝負の行方がわからない展開に!
逃げる渕上さん、強烈な追い上げを見せる松本さん、2人の白熱のタイラババトルは、ぜひとも動画で視聴して頂きたい。
レッドフリップ新機種を駆使し、エキスパートが実釣バトル!
取材強力:瀬戸マリン
今回のタイラバ実釣バトルで利用したのは、岡山県玉野市・新田井港発の「瀬戸マリン」さん。タイラバはもちろん、ジギングなど幅広く対応してくれる。初心者や女性にも、船長がしっかりとフォローしてくれるので、安心して利用できるのが特徴だ。
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