ライトなスタイルながらもエキサイティングな磯場のメバルプラッギングゲーム。ここでは磯場でメバルを釣るためのおすすめルアーを、ツララフィールドスタッフの山浦良明さんが伝授する。この記事を参考に、磯場のメバルプラッギングゲーム挑戦してみよう。
●文:ルアマガプラス編集部
ロングロッドで荒磯のメバルを狙う！ 高実績ルアーを紹介！
こんにちは、福岡TULALAフィールドスタッフ、山浦良明です。今回は私が北部九州の磯メバルゲームで使用しているプラグについて書きたいと思います。
まず、北部九州の磯メバルについて、エリアは福岡県、佐賀県、長崎県を前提としてお話しさせて頂きます。冬季は北よりの風が強く吹き、行きたいときにいつでも行ける状況ではない厳しい時期。ベストは無風か微風、多少の荒れでも注意すれば釣行するようにしています。
狙いどころは外海に面した磯で、潮通しの良いエリア。磯のタイプはゴロタから平磯、大きめの岩がある磯と多岐にわたります。水深はディープエリアが絡むシャロー、ブレイクが近い、シモリ（沈み瀬）が点在するところがおすすめです。
使用しているロッドはStaccato (スタッカート) 101LMS-HX。私がメインテストした一本であり、磯メバルに特化したロッドとなっています。
10ft越えのスーパーロング・ライトゲームロッド、Staccato (スタッカート) 101LMS-HX。
10ft1inという長さを最大限に活かした飛距離と、突っ込みが強烈な尺クラスを超える大型メバルを瀬際から引きはがすパワーを兼ね備えています。パワーが強いだけでなく、ライトゲームロッドらしい繊細さを兼ね備え、極小プラグやワームを操作できる感度も持ち合わせています。
ロングライトゲームロッドと特に相性の良いトパーズ45S
磯メバルゲーム、オススメルアー、まずはTULALA トパーズ45Sから。ロッドを選ばない万能プラグで、飛距離、サイズ感、レンジなどスタッカート101とも相性が良く、毎年良い魚を連れてきてくれます。ソリッドボディなので喰わせ能力も高く、レンジキープもしやすいのが特徴。表層引き波アクションを出しやすいので、朝一の黒メバルボイルで活躍します。
ノンウエイト・ソリッドボディのトパーズ45S。
近距離戦最強なのが、メガバスのコリー
続いての磯メバル高実績ルアーは、メガバスのコリー。このルアーは、飛距離はもうひとつと言ったところですが、インジェクションタイプの中では喰わせ能力が抜群で、ローテーションに必ず入れるルアーです。メバルとの距離が近いポイントでは特に、そのポテンシャルを発揮してくれます。
ひとつだけ持っていくならコレで決まり！
SMF2 LURE FACTORYのマリコロング。こちらはソリッドタイプのプラグで飛距離も出て食わせの能力も高いです。『一個だけしか持っていけないなら？』と言われればこのルアーを選択すると思います。写真の通り黒メバルの実績も高く、サラシ撃ちに特に効果を発揮してくれます。
爆釣ローカルベイトのマリコロング。画像はジャングルジムモデル。
とにかく飛ばしたいならカレン！
同じくSMF2 LURE FACTORYのカレン。マリコロングの単純なサイズアップではなく、どんな状況でも扱いやすくめちゃくちゃ飛ぶプラグです。魚が遠い時や、エリア開拓で右も左も分からないとき、沖の潮を調べたい時になどに使います。最近はコレばかりに頼りきっているルアーです。よく飛ぶし、投げてて気持ちいいし、スタッカート101との相性は最高級です。
シンペンで表層から攻めるのがセオリー！
基本的にシンキングペンシルばかりの紹介になってしまいましたね。流れが捉えやすく、アクションが破綻しにくくよく飛んで、レンジ調整も容易という理由でシンペンを使うことが多いです。他にもバスデイS.P.MシリーズやメガバスのカラシSW、ファットビーグル、タックルハウスのオルガリップレス等、おすすめはたくさんありますが、今回は自分のスタイルの表層寄りのルアー選択とさせていただきました。
みなさんが磯メバルゲームに行く際のご参考になれば幸いです！
山浦 良明
やまうら・よしあき／福岡県出身、在住。得意な釣りはシーバスやメバル、ロックフィッシュなど。シーバスはビッグベイトを主体にしたストロングスタイルを貫く。数やサイズよりも、価値ある一匹に出会いたいというのが山浦さんの信条だ。
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