大型魚を求めて血気盛んに磯にのるロックショアアングラー。ベイトフィッシュは居る! 流れもある! トップウォーターに豪快な水飛沫が上がるのを期待して力投! だが反応はない…こんな低活性なシチュエーションやスレたターゲットが攻略できるダイビングペンシルがデュエルからリリースされた!
●文:ルアマガプラス編集部
ナチュラルなスイミングアクションでスレたターゲットを惑わせる喰わせのダイビングペンシル
2024年7月にデュエルからリリースされたハードコア ソニックブームSBダイブ(F)は、キャスティングゲームで大型青物などを狙うために開発されたダイビングペンシル。特徴はスレたターゲットや低活性時に有効な喰わせのダイビングペンシルということだが、それを実現したデュエル独自のギミックを見ていこう。ま、見た目から細身で釣れそうな印象を受けますが、磯のダイペンは飛距離も命! そのへんも含めてチェックだ。
ハードコア ソニックブームSBダイブ 130F/160F(デュエル)
ハードコア ソニックブームSBダイブ(F)のカラーチャート
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喰わせのヒミツ① SBシステムで本物の小魚のようなリアルさを追求
ソニックブームシリーズのルアーは、ボディにSBユニット構造を採用。これが喰わせの要素にも大きく関わってくる。内部には重心移動システムの衝撃を緩和し、ボディ強度を向上させるインナーボディ(SBユニット)を搭載。このインナーボディ内の重心移動システムのパーツを隠し、輝き続けるインナーシートをSBユニットに貼付。
さらにボディの内壁には、魚のウロコを忠実に模したデュエル独自のリアルレンズフィニッシュを張り巡らすという手の込みよう。これがリアルさを追求した『SBシステム』で、インナーシートとリアルレンズフィニッシュの相乗効果による強烈なフラッシングで遠くから魚を呼び、本物の小魚のような見た目で喰わせることができる。
喰わせのヒミツ②フラットサイド形状で操作性が高く、ナチュラルなスイムアクションが演出しやすい!
ダイビングペンシルといえばジャーキングと同時にダイブ。そのときに発生する飛沫、音、泡などもターゲットへのアピール要素になるが、ソニックブームSBダイブ(F)は、ナチュラルなスイミングアクションを追求。シルエットは細身だがボディはフラットサイド形状で水噛みが良く、操作性に優れ、エラーアクションを抑えてスレた魚に効くナチュラルなスイムアクションが実現できる。またフラットサイド形状により、リアルレンズフィニッシュのフラッシングが効果的に活かせる。
飛びのヒミツ 160mmで飛距離80mを叩き出す重心移動システムMAG BULLET®︎を搭載
ソニックブームSBダイブの心臓といえるのがMAG BULLET®︎(マグバレットウェイトトランスファーシステム)。SBユニットに搭載され、爆発的な飛距離を生み出す重心移動システムだ。
キャスティング時はウェイトボールが一つの塊となり、テール側に移動。強力な推進力と安定した飛行姿勢を生み出し、160mmのダイビングペンシルを80m先まで送り届けることができる。スイミング時はウェイトボールを腹部の強力マグネットでホールド。固定重心のようにレスポンスの良い安定したスイミングでターゲットが誘い出せる。
飛んでナチュラルにアピール! しかもしっかり高強度設計! 喰わせの切り札にぜひ!!
MAG BULLETによる遠投性能と、SBシステムのフラッシング効果で広範囲をサーチ。リアルな見た目とナチュラルなアクションでバイトを誘うソニックブームSBダイブ。130mmは出てものらないときや、小型ベイトフィッシュ捕食時に有効だ。160mmは抜群の飛距離と操作性で広範囲から魚を誘い出しやすい。どちらも不意の大型魚に襲われる可能性があり、貫通ワイヤーに太軸2フックを搭載。マグロなど高負荷ファイトが強いられる状況でも安心してやりとりできる。大型魚狙いのキャスティングゲームで喰わせの切り札として、きっと幸運を誘い出してくれるに違いないダイビングペンシルだ。
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