2024年夏、灼熱の浜名湖フィッシングリゾートに向かったやっくんさん。夏季は巨大魚が放たれる通称“怪魚池”が人気だが、数年ぶりに訪れるとボールカッターの異名を持つ怪魚が暴力的なファイトで釣り人を襲う! あろうことかやっくんさんはかよわき女性アングラーを同伴。二人の運命はいかに!?
●文:ルアマガプラス編集部
あんこうアワーズ
チャンネル登録者数15万人を超える底もの系人気ユーチューバー。メンバーはやっくん、ひろまっちょ、ちえみ、ゆーかの4名。いろいろな巨大魚や怪魚、猛魚を釣って釣って、釣りまくる!
池に潜む巨大魚は最大80cm、推定10kg! アマゾン原産の怪魚に挑む!
連日の猛暑の中、やっくんさんはロマンを求めて釣りへ。今回の目的地は、夏季に開設される通称“怪魚池”で有名な浜名湖フィッシングリゾート(静岡県)さんだ。同行者はあんこうアワーズの動画に出演経験のあるピンクのフェイスガードがトレードマークの釣りガール、ぽっぽさん。
やっくん「はーい、到着しました。こちらが浜名湖フィッシングリゾートさんです」
ぽっぽ「初めてですよ。緊張、ドキドキしてきた。
受付にうかがうと、そのドキドキ感がさらに増す!
ターゲットは南米アマゾン原産のコロソマ。通称“怪魚池”のコロソマポンドに放たれている最大クラスは80cm 推定10キロと化物サイズ。
釣り方解説中に怪魚がいきなり襲撃! 暴力的な引きが体力を奪う!
今回、怪魚コロソマを狙う釣り方はエサ釣り。コロソマはピラニアを大きくした感じの魚だが、それもそのはず…幼魚の頃はピラニアに擬態することで身を守っているのだ。
ぽっぽ「このカレーライスみたいなやつがエサ?」
やっくん「だんご状にハリに付けます」
やっくんはPEライン3号と太めのラインを巻いたタックルを使用。ややテンプラ気味のキャストでポチャンと着水させ、エサの存在を気付かせるのがコツのようだ。
やっくん「待っていると急に引っ張られるんでドラグがズルズルすぎると持っていかれちゃう。コロソマは初速が暴力的に速いんで、ドラグが緩すぎると池の真ん中の島に巻かれます。締めすぎもダメだけど…待って、待って、よっしっ! きたッ! 」
やっくん、説明中に早くもヒット!
やっくん「めっちゃ引く! うぉーっ!」
釣り上げたのは40cmほどのコロソマ。やっくん曰く「大きくはないけど、体力的にはけっこうきつい」ということで、ファイトをみると非力な方やお子さんはこの1尾で腕がパンパンになりそうなパワーの持ち主だ。
立てっ! 立つんだ、ぽっぽ! 一人前の釣り師を目指してファイトするも異次元の引きに手がプルプル~
次はぽっぽさんが釣る番だ。受付の注意書きにあった“アタリを待つときはサオを絶対に手から離さないでください!”を厳守。置きザオでサオごと持っていかれる事象が何度も発生しているらしい。10分経っても反応はなく2個目のダンゴを投入。水車の流れに上手く入ると、ビュンッとラインが走り、ぽっぽさんのサオに怪魚がかかる!
ぽっぽさんはあまりの強烈な引きに耐えきれず女の子座りファイト。
やっくん「立って! 立って! 一人前の釣り師になるんでしょ!」
とゲキを飛ばされると体勢を立て直し、応戦。スレがかりでよりパワフルな引きをみせた約40cmコロソマを制圧した。
ぽっぽさん「もう、手がプルプル。やばい! なにあのすごさ。40cmの魚の引きじゃない!」
やっくん「この池にはもっとでかいのいる! サイズアップを狙っていきましょう!」
釣り堀特有の人工時合いにサイズアップを賭ける!
やっくん「池の真ん中に島があるとやりとりが難しくなるし、簡単に釣れないから大型魚も残りやすくなるんだよね」
浜名湖フィッシングリゾートさんの魅力などトークをしていると、対岸に青いバケツを手にするスタッフの方が登場。
ぽっぽ「放流? なにか撒いてるんだ」
やっくん「エサだね。これが釣り堀の醍醐味! ワクワクタイムだ」
エサを撒くことで魚の活性がアップ! 人為的に時合いを発生させるのだ。
スタッフの方が二人の元にやってくると、まずはぽっぽさんから人工時合いチャレンジ。ポチャンッとエサを撒くと魚が湧き、1投目のアタリはすっぽ抜け。2投目のアタリは確実にのせ、しっかりスタンディングでファイト。釣り師としての成長をみせる。そのご褒美はなんともうれしい55cmのコロソマだ!
釣り堀の醍醐味をやっくんさんも堪能。
やっくん「きてる、きてる、きてる! よしっ! やばい、やばい! 速い、速い! むっちゃ元気。80(cm)はないけど、とてつもないサイズ感の引き」
足元まで寄せてもトルクフルな引きでロッドを容赦なく絞りこむ!
腕がパンパンになるほどのファイトを楽しんだ末にとりこんだのは58cmのコロソマ。
やっくん「夢の60cmにあと2cmかぁ。まだまだ大きいサイズがいるので頑張りたいと思います」
コロソマが“ボールカッター”の異名を持つ理由
実釣しながらやっくんさんが「コロソマって…」とウンチクを披露↓
エサも団子状だし、コロソマは球状のぶら下がっているものに反応しやすいのか? やっくんさんによるとコロソマの生息地では入水している人のボールを鋭い歯で食い千切っていくらしい。
ぽっぽ「やだやだ、私も取られないようにする」
やっくん「私、ないでしょ!? って言わせるように、そうやって振る(笑)」
こんな下ネタ系与太話をはさみながら真剣に釣るのもあんこうアワーズさんの動画の面白さ。だが、この日はお二方とも人工時合い時以上のサイズアップはならず、バスポンドにピーコックバスの放流を立ち会わせていただいて実釣を終える。
コロソマは50cmクラスがレギュラーサイズ! 怪魚ハンティングに行くしかない!
コロソマに、バス釣りのゲストにピーコックバスがくるかも!? と国内の自然フィールドではあり得ない楽しさが浜名湖フィッシングリゾートにはある。
やっくん「80cmの化け物は出なかったけど、もうちょっとで60cmまではいきました。50cm台でもすごい手応えあるんだよね」
そしてスタッフの方から衝撃の一言。「以前のコロソマポンドは30~40cm台が大半。今は50cm台がほぼレギュラー(サイズ)で釣れます!」
やっくん「えっ! いや、コレはっ! 皆さん、ぜひ浜名湖フィッシングリゾートさんに来てください! 楽しめますっ!」
今回、ぽっぽさんがトライしたように女性の方でも楽しめる。コロソマポンドは例年6月中旬~10月中旬に開設されているので、80cmのボールカッターを狙いにぜひ!
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