スイムベイトを少しチューンするだけで、その性能が一気に向上する!? 今年行われた大会の優勝に大きく貢献した『レイジースイマー』のチューニングを、山岡計文さんに解説していただこう。
●文:ルアマガプラス編集部
狡猾なバスも狂わせるレイジーの放置パターン
今年行われたJBトップ50弥栄湖戦優勝の原動力にもなったのが、レイジースイマー7インチ。
フックをPEラインでサイドにセットし、ネイルシンカーを入れてシンキングにし、これをボトム放置で使う。
山岡流サイドフックチューン
PE5号にピアストレブルブルータル#3(リューギ)をパロマーノットで結んで、ルアーのベリーアイにチチワ結びでセット。チチワ結びにすることで、ファイト時に多少左右にラインがズレて、それがバレ防止にもなる。お手軽かつ、とても効果的なサイドフックの設置方法だ。
山岡「このセッティングにしてからバイト数が一気に増えて、フッキング率も桁違いによくなりました。バスが横から見たときに、フックが同化して違和感がなくなるんでしょうね。バスはボディの一番面積が広い部分にバイトしてくることが多く、結果的にフックをついばむことになるんです。PEラインなら掛けたあとにフリーになるのでバラシも減ります」
岩の裏に隠すようにレイジースイマー7インチを置くと、見に来た50アップが疑う様子もなくあっ
さりバイトしたのだった。
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