「ホントは全部これでカバー撃ちしたい」「数年振りに飲まれたなぁ」スレンダースキャットの威力が凄い、活用法を解説。

琵琶湖発のボトムジャークで全国のフィールドを席巻した高比重ワームの派生モデルが今春登場。関東のメジャーフィールド、霞ケ浦での活用法を、JBトップ50参戦中の若きデプス戦士、安江勇斗プロに聞いてみた!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 秋エギング特集

profile

安江勇斗(やすえ・ゆうと)
マッディシャローの奥深さに目覚め、地元中京から霞ヶ浦エリアに移住し腕を磨く。経験とデータを重視する理論派アングラー。昨年優勝したJBトップ50霞ケ浦戦では、カバースキャット2.5inがキーとなった。

安江的 刮目活用ポイント

・食わせでもアピールでも!
・フォールでもボトムでも!

ブランニューDEPS高比重ワーム #2

スレンダースキャット

新色2色追加決定!近日発売予定

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DATA
●サイズ:5in
●入数:5
●カラー:6色
●価格:935円(税込)

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「オールマイティなサイズ感で、水中でも存在感はあるし、カスミではカバースキャット3.5inよりも用途は広くて、バスの大きさも選ばないかなと。ボトムジャークでのアクションも大きくスライドするので、新規性もあってマッディでも目立ちます。カバー撃ちでもズル引きでも、色んな意味でど真ん中です」

王道カバー撃ち

マッディでのバスの視界を意識して、ここぞというスポットでは40~50cm刻みに細かく撃っていく。

使用フック

オフセットはワームにフィットするリューギのスタンダード4/0(写真左)。ワッキーはリューギのレギュラーガードタリズマン1/0(写真右)。

カバー撃ちの使い分け

「ホントは全部これでカバー撃ちしたいです」と高い可能性を感じているワッキーセット。カバーの濃さや風の強さなど、アプローチのしやすさでの使い分けとなる。

TACKLE

ワッキーはベイトフィネスタックルで。オフセットはボトムとの接地感を得られる硬すぎないロッド。ラインは14lb以下でベストなアクションを演出できる。

ワッキー用(写真上)
●ロッド:サイドワインダー・グレートパフォーマー バーディックHGC-610MLXF/GP(デプス)
●リール:スティーズCT SV TW 700SHL(DAIWA)
●ライン:ソラローム エクスレッド10lb(東レ)
オフセット用(写真下)
●ロッド:ゲインエレメント ムービングエレメントGE-610MR(デプス)
●リール:ジリオンSV TW 1000XHLシャロースプール(DAIWA)
●ライン:ソラローム ビッグバスフロロ14lb(東レ)

ココしかない!で一撃必釣、締めの1本!

慎重かつ大胆なファイト

ヘラ台をロッド操作でかわし、ランディングしやすい護岸に移動して確実にキャッチ。パワータックルのなせるワザだ。

ジャストマッチでバックリ丸飲み!

ルアーはスレンダースキャットのノーシンカーワッキー。あえて口からは出さずに撮影して適切にリリース。
「数年振りに飲まれたなぁ」

流れも考慮したポイント選び

岸際のシャロー、適度なアシ、風による流れを避けられるストラクチャーに地形と、バスがフィーディングに入るべき超優良スポットだった。

予告通りにキャッチ!

撃つ前から「ここで釣るからよく見ておけよ!」とハンドサインでアピールからのリアル捕獲劇。「ホントに釣れました(笑)」


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。