車に轢かれ、震えて痛がる猫を保護。近くには別猫の死骸も…「涙が出てきた」「助けてくれてありがとう」「むごいことするな…」の声

2024 秋エギング特集

捨てられた子ネコに差す光明! やっくんさん、安堵とともに笑顔が戻る!

ムック王国さんではスタッフの方が慣れた手つきで子ネコをお世話。

やっくん「すぐ懐きますね」

子ネコも安心したようで甘えてゴロゴロと喉を鳴らす。野良猫だと簡単に触れないということで、飼い猫が捨てられた可能性がさらに高まった。同時にやっくんさんの憤りが再燃。

やっくん「どんな事情があるにせよ、捨てた人間が一番悪い! こんなに可愛いのに」

深夜に子ネコを保護した不安、戸惑い、怒り。1匹亡くなるというショック。そして絶対助けるという使命感から笑顔を消えたやっくんさんだが、シリンジからゴクゴクと美味しそうにミルクを飲む姿にやっと目尻が下がる。

弱った子ネコを見つけたら低体温と低血糖から命を守れ!

また、スタッフの方からこんなアドバイスも。保護した子ネコはドライヤーなどすぐに乾かせる状態でない限り洗わない。低体温症で衰弱する可能性があるそうだ。また、保護時にぐったりしていたらお腹が空きすぎて低血糖になっている可能性がある。砂糖水を舐めさせたり、出先ならコンビニで手に入るガムシロップでも良い。自力で飲めなければ、指か小さいスプーンで唇をめくって歯茎や舌になすりつける。舌吸収といって糖分を舌の裏から体内に取り込めるらしい。低体温と低血糖の処置が少しでも遅れると命に関わるそうで、頭に入れておけばいざというときに役立つはずだ。

人間のエゴで捨てられた命を救え! 釣り人にもそれができることを教えてくれる動画だ

無事保護された子ネコは、やっくんさんにアドバイスを送ったゆーか丼さんが“ネムちゃん”と命名(施設内での名前)。また、ムック王国さんのようにイヌ、ネコを保護し、里親に引き合わせる活動をするにはお金がかかる。

やっくん「僕も活動支援の寄付をさせていただきました。支援をお考えいただける方はぜひよろしくお願いします」

と、やっくんさんはうったえる。

やっくん「すごくおとなしくて、いい子なのでやさしい里親の方と出会えると良いですね。あ、手舐めてくれた。やばいちょっと泣けてくる…」

やっくんさんにも情が移る。「じゃあ、やっくんが里親になれば?」と思うかもしれないが、やっくんさんは動画の冒頭で「うちはマンションなんでネコが飼えない」と話しているので悪しからず。

今回はやっくんさん、ゆーか丼さん、そしてムック王国さんをはじめ、関係各位の連携でなんとか1匹の子ネコを救うことができた。釣り人は深夜早朝に活動することが多い。やっくんさんと同じような状況に出くわすこともないとは言えない。動画の内容は、保護をする際の良い参考になるはずだ。また、釣り場近くの駐車場は意外とネコが多い(とくに海)。車を動かす際は十分気をつけよう! の注意喚起でもある。


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