ティップエギング用エギ『セフィア アントラージュ(シマノ)』に、ダウンサイジングモデルの3.0号が登場。オリジナルモデルの3.5号とは違う、3.0号ならではのギミックが搭載されており、ソレが釣果をアップさせる“キモ”となっているようだ。
●文:ルアマガプラス編集部
セフィアアントラージュ3.0号(シマノ)
ダウンサイジングとは言えオリジナルの3.5号とはフォルムもまったく違う、ほぼ別モデルとも言える仕上がり。
特筆すべきはテールにマウントされたスタビライザーフィンで、フォール時にはヘッドを真下に向けた状態で回転することなく真っ直ぐ、素早くボトムまで落ちる。さらにジャークを加えた直後のステイでも、スタビライザーフィンがボディのブレや回転を抑えて安定した姿勢=喰わせの間を維持してくれる。
また、ヘッドのシャープなキールデザインは水抵抗が少なく、軽い力でジャークできるのでアングラーの疲労軽減にも貢献。
エラブタ部分はマスクシンカーを装着した際にカッチリと支えてガタツキを抑える形状になっているので、ダート&ステイでもバランスを崩すことなく、本来の性能を発揮することができる。重量が21グラムと軽く、風や潮流が強い場合はマスクシンカーを装着する機会も多くなるので、ヘッドとマスクシンカーのフィット感も大きな武器になるはずだ。
カラーは全8色。ボディ内部の反射板が振動することでフラッシングを発生するフラッシュブーストカラーも2色用意されているので、広範囲にアピールしたいとき、潮が濁り気味のときなどには効果大。オリジナルの3.5号とローテーションさせることで、より多くの、より大型のアオリイカと遭遇するチャンスが増えるはずだ。
3.0号ながらカンナは3.5号と同様のサイズを採用しているので、想定外の大型アオリイカでも問題なく対応。実際、テスト時には3.0キロのアオリイカをキャッチしている。
上がオリジナルモデルのアントラージュ シーグル3.5号、下が新登場のアントラージュ3.0号。ひと目でわかるがヘッド、ボディの形状はまったく異なり、3.5号にはスタビライザーフィンもない。
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