「これはスゴイと思うよ」「概念をブチ壊す」世界一釣れないルアーは「釣れるものなら釣ってみろ」という挑戦状。

あの伝説のえぐり師が再び登場! チャーリーさんがこれまでえぐってきた中から大きめのトップルアーを厳選して紹介してもらいました。「大きくないルアーも入っているって? 俺的には全部大きいよ!」

●文:ルアマガプラス編集部

2024 秋エギング特集

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えぐり師チャーリー(えぐりし・ちゃーりー)
多くの人がスルーする釣り具にこそ価値を見出すマニアックルアーの救済者。日々全国のショップを巡り、自分だけのお宝を発掘。YOUTUBEチャンネル『えぐり師チャーリー』でコアなルアー紹介を高頻度でアップしている。

タランチュラ(ヨーヅリ)

実はか弱い脆弱スパイダー

バブル期には1万円で取引されるほど超プレミアが付いていた。しかーし、このルアーはその期待を裏切る、極道なほどの不良品。ルアーをぶつけたり、使ってバスがこのルアーに飛び出たりするといとも簡単にリップが割れる…。永遠に使用不可能ですな。
●全長:5cm
●重量:11g

弁慶(PENEX)

一度見たら忘れないタラコ唇ポッパー

愛嬌のある顔…と言えるのかな? ずいぶんと巨大な口のポッパーで、キャスト&リトリーブで使うには疲れそうだ。kaico(懐古)シリーズとして放たれたけど、そのニューブランドからは2種類しか発売されなかった気がする。
●全長:8cm
●重量:25g

イカメッシー(天狗ベイツ)

愛嬌たっぷりのイカ飯ペンシル

イカ飯に似てるからイカメッシー? ネクタイしたおっさんな塗装は愛嬌があってイイよね。けっこうお高いルアーだったはずだけど、まさかの300円で購入。近所の脇の甘いSHOPでオレ的には超ありがたい!
●全長:10cm
●重量:28g

ブラックスネーク (ギルモア)

ヘビ革仕様のヘビーなダブルプロップ

1980年代は1個6,800円で売られていた高級品。ラージジャンパーというヘビ皮じゃないタイプもある。ヘビ皮は、カッパーヘッド、ラトルスネーク、ブラックスネーク、ウォーターモカシンの4種。ヘビの色合いには個体差があるので、ルアーにそれが出ちゃうのがおもしろいね。
●全長:11cm
●重量:19g

羽ヤーガラ(スカジットデザインズ)

細長ポッパーとクローラーのマリアージュ

ヤーガラポップに羽根が生えちゃいました! 羽根もスカジットデザインズのオリジナルタイプで、その構造がスゴイね。羽根の長さも計算されていて、ボディとのバランスが実にお見事。スゲーなコレ…、センス溢れすぎだね。
●全長:11cm
●重量:22g

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