世界一釣れないルアー THE PLUG(グラスアイ)
時代を先取りしたプラグ型ハンドメイドプラグ
この名前は「釣れるものなら釣ってみろ」という製作者からの挑戦状。釣り=魚釣ってナンボという概念を、楽しくぶち壊してくれるルアーだと思う。このルアーが考案された1970年代後半にはそんな土壌はなかっただけにスゴイと思うよ。コレはバブル期に登場した量販品。
●全長:90mm
●重量:1oz
パワーパックフロッグ(モトルアー)
オートマチックに釣れるゼンマイバタバタカエル
バブル期に一部のマニア間で不思議なブームとなって売れたルアー。口から伸びてるスイベルにラインを結び、ルアーの重みで紐が伸びる構造。その伸びた紐が、着水と同時にゼンマイによって戻り足がバタバタする。オートマチックノイジーとして人気を博したね。
●全長:8cm
●重量:16g
バスマニア ギガントブービー(ティムコ)
小粒なブービーのサイズアップVer.
バスマニアシリーズとして最初に放たれたのがアクセルとブービー。その両種だけは、後々でかいトップウォータープラグが流行りだしたころにギガントタイプが発売された。ブービーはノーマルと逆の位置にプロペラが装備され大型化。そのパワーで水面を暴れ回ってやんよー!
●全長:9.5cm
●重量:28g
ウッド ラッキー13/X2500W ヘドン創業100周年記念モデル(ヘドン)
ウッドならではの個体差がえぐり心をそそる
確か最初にこのレッドヘッドが発売され、その後、同じウッド製で多彩なカラーが売られた。ハンドメイドだからなのか、下顎が出過ぎたモノがあったり、お口の具合には当たりハズレがあったのが、実にアメリカらしい。これぞダーターの王道と言えるルアーで、なんとも素敵だよねぇ。
●全長:10cm
●重量:16g
Hなおネェちゃん(E.D.LURE)
魚より男がバイトする魅惑のボディ
福岡のインディ-ズ系ハンドメイドルアーで、Hなおネェちゃんは通称の名前。ステンレスワイヤーの一芯貫通アイになっているのでデカバスにも対応。オレはたまたま潮来のミラクルジムの店で買えた。ものすごい高いルアー(1万円くらいだったかな?)で、普通は絶対に買わないお値段。でも、男だったら買うでしょ!
●全長:12.5cm
●重量:28g
ゴールドフィッシュ(ヨーヅリ)
不思議な食感の柔らか金魚
エマクリースシリーズという名の不思議な素材の金魚ルアー。尻尾がヒラヒラするけど、それが邪魔で釣れない気がする…。バスってのは食べやすいモノを好む習性があるんで、明らかに食べにくいこんなモノにバイトするのは…、ちょっとした奇跡と言えるかも。
●全長:11cm
●重量:20g
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