
手ごろなサイズ感でイチオシユーザーも多いMEIHOのバーサスVS-7070N。持ち運びのしやすさと大容量が同居する逸品だ。そんなラン&ガンボックスを、ニンジャことセンドウタカシさんが根こそぎチューン! VS-7070Nのウラ蓋をまずは徹底改造。エリアトラウトファンのみならず、バスアングラーも必見の収納術を見よ!!
●文・写真:ルアマガプラス編集部(立川宏)
センドウタカシ(せんどう・たかし)
千藤卓 a.k.a ニンジャ/『ルアーマガジン』でもお馴染みのプロアングラー。釣りビジョンなどの映像メディアに多数出演するほか、現在は、琵琶湖などを中心にガイドも行っている。近年はエリアトラウト(管理釣り場のルアー釣り)に傾注し、 強者が集結するトラウトキング選手権エキスパート戦にも出場。エリアトラウト競技者としての側面も併せ持つ。
関連する記事
[ルアーカラー数][ルアーアイテム数]、そして小物類。マニア度が高いエリアゲームは、道具の種類が多いジャンルとして知られている。数多い道具をどのように収納するか? 工夫とアイデア力が問われる、道具収納[…]
お手軽大容量BOXの代名詞・バーサスVS-7070Nは岸釣り派の必携アイテム! ニンジャことセンドウタカシさんが最高に使いやすく、最大限の容量に挑んだカスタムを余すことなく披露する。VS-7070Nの[…]
本体ウラ蓋にさらにBOX追加! フリーボードケースを観音開きに
丸囲みしたボックスは、フリーボードケース1010A
VS-7070Nの開けた蓋裏面にフリーボードケース1010Aを磁力で装着。蓋裏面の両サイドに2セット取り付け可能。頻繁に使用するスプーンをセレクトして収納しておけば、釣りの最中に迅速にスプーン交換が可能。
フリーボードケースの裏面に100円ショップで売っている[磁石用取り付けパネル]を両面テープで貼り付けている。そしてボックス側には、こちらも100円ショップのネオジム磁石を装着。ネオジム磁石の力は強いので安定感がある上に、着脱も自由自在。
釣りを楽しんでいるときには、随時フタをオープンにした観音開きスタイルで使用。
「観音開きスタイルはバッカン派アングラーにも人気ですが、今回紹介したシステムは磁力で取り付けているため、簡単に着脱できる点がポイントです」
フリーボードケース1010A
- 価格:1540円(税込)
- サイズ:175×105×22㎜
- カラー:全3色(ブラック・ディープグリーン・ディープブラウン)



フックセレクト・スペースを中央に配置
丸で囲んだエリアに、よく使うフックをストックしている
蓋裏面の両サイドにフリーボード1010Aを磁力で設置して、その中央部の空いたスペースに予備フックを収納。
本体ウラ蓋の仕切りを上手く活用。フックのモデル名と品番をラベルに書いて仕分けしている
「用意したのは100円ショップで販売している、隙間用EVAテープだけです。テープを蓋裏面の仕切りに貼り付けて、頻繁に交換するフックをセレクトして、EVAに刺しておけば準備完了。フック名とフックサイズをシールに明記しておくと、ひと目で分かります」。
VS-7070Nにショルダーベルトを付けてみた!
VS-7070Nには本来ショルダーベルトは取り付けられていない。そのため別売りのショルダーベルトを購入して設置。ショルダーベルトがあると、ポンド内の移動がかなり楽になる。
もっとミニマルに! VS-7055Nもチューニング
フリーボードケース1010Aは小型ボックスVS-7055Nとの相性も抜群。「自分の場合こちらのボックスは、小型で取り回しがいいのでインストラクターとして活動するときにに重宝しています。ビギナーの方で、まだルアー数が多くない方や、機動力重視のミニマリスト主義の方にも便利かと思います」。
取材協力◎平谷湖フィッシングスポット
長野県・平谷村の高冷地に位置する夏でも営業している管理釣り場。数釣りからサイズ釣りまで楽しめる大人気エリア。水質はクリアでいつでも高活性のトラウトが出迎えてくれる
- 住所:長野県下伊那郡平谷村354
- 電話:0265-48-1127
- 営業期間:4月上旬〜12月上旬
- 定休日:10〜12月の間のみ水曜定休