収まりが悪いスピニングリールを、しっかりと収納できる専用セミハードケースが、シマノからリリースされた。リールメーカーならではの、こだわりの仕様となっている。その詳細を見ていこう。
●文:ルアマガプラス編集部 ●写真引用:(株)シマノ
大切なリールだからこそ、しっかりとガードしたい
釣り人、アングラーにとって、リールはなくてはならない大切なギアの1つ。特に、高価なモデルになればなおさら、末永く使い続けたいもの。シマノから新たにリリースされた、セミハードリールガードは、スピニングリールをしっかりと収納できて、なおかつ衝撃などからガードしてくれるすぐれもの。
スピニングリールは、その形状から荷物の収まりが悪いと感じたことはないだろうか? このセミハードケースは、本体とハンドルを分けて収納できる設計だ。サイズも3タイプから選べるので、あらゆる釣種に対応できるはずだ。
外部の衝撃からリールを保護するセミハード成形ボディを採用
セミハードリールガードはその名の通り、柔軟性がありつつも、耐衝撃性に優れた特徴を持つ。EVA成型品でつぶれにくいため、内部の大切なリールをしっかりと保護してくれる。
リールが動かないよう固定するバンドを搭載
ケース内部には、リールをおさえるバンドを搭載しており、運搬時に内部で本体が動いてしまうということを未然に防いでくれる。バンドの下にリール本体を入れればしっかりとホールドしてくれるので、収納も簡単だ。
このバンドがあるおかげで、ケースに対してやや小型のスピニングリールでも、内部で動いてしまうようなことを低減できる。このホールド感は、セミハードリールガードの優れた特性の1つと言えるだろう。
取り外せるリールハンドルの収納もOK!
ケース内のバンドには、取り外したハンドルを挟める構造を採用。写真のように、本体と接触しないようにハンドルを収納できるのは、かなり嬉しい仕様と言えるだろう。
持ち手を搭載で持ち運びもスムーズ。ファスナーは安心のYKK製
写真のように持ち手が搭載されているので、単体での持ち運びはもちろん、バッグなどの中から取り出しやすい。また、ファスナーには安心のYKK(#8)を採用する。
収納するリールの番手に合わせて、S・M・Lの3サイズから選択可能
リールのサイズに合わせて、3つのサイズバリエーションをラインナップする。推奨サイズは下記を参考にしてほしい。
【推奨サイズ】
- Sサイズ:1000〜C5000(外寸:14×14×9cm)
- Mサイズ:SW4000〜SW14000(外寸:16.5×16.5×11cm)
- Lサイズ:SW18000〜SW30000(外寸:20×20×13.5cm)
各ケースサイズによるリール収納例
数字だけでは、実際の使用・収納イメージがわきにくいかもしれない。そこで、異なる番手のリールを実際にケースに収納した画像を参考にしてみてほしい。
【Sサイズの収納イメージ】
【Mサイズの収納イメージ】
【Lサイズの収納イメージ】
セミハードリールガードのスペック
品番 | カラー | サイズ | 重量(kg) | 収納目安 | 本体寸(cm) |
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BP-231X | ブラック | S | 0.2 | 1000 – C5000 | 14×14×9 |
BP-231X | ブラック | M | 0.3 | SW4000 – SW14000 | 16.5×16.5×10 |
BP-231X | ブラック | L | 0.4 | SW18000 – SW30000 | 20×20×12.5 |
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