有志アングラーによって昨年からスタートした大盛りあがりの30歳以下限定のバス釣りトーナメント『U-30ドリームトーナメント』。東西のフィールドそれぞれからなる全2戦で年間優勝を決定するこの大会の2戦目が10月12、13日の2日間、茨城県は新利根川で開催された。果たして試合を制したのは?そして年間優勝者は・・・?
●文:ルアマガプラス編集部
激戦!ローウェイトゲーム!新利根川を制したのは・・・?
今回の戦いの舞台となったのは、東西に17kmほどと非常に長いエリアを大会エリアとする茨城県の新利根川。
エンジン無しではとても回りきれない広大なフィールドであるという点に加え、バスの居場所がつかみにくい秋というシーズン、そして練習期間と当日の天候の差など、厳しい条件が重なる形となったといえるだろう。
事実、70人以上が参加しているのにもかかわらず、ウェイインできたのは10数名にとどまっている。
しかしながら初日トップウェイトを持ち込んだ選手が2尾で1508gで2日目を迎えていることから、2日目にはすべての選手に逆転の目がある非常にエキサイティングな展開となったとも言えるだろう。
そんな中、新利根川戦を制覇したのは茨城県出身の28才、亀滝拓夢選手。
同リグのシンカーウェイト違いに応じて同一タックルを3本用意するほどの徹底ぶりで、亀滝選手は初日に1103g、2日目に1568gと連日1kg超えのウエイインに成功。
同じく2日間通して1kg近くをウエイインしてきた加固拓樹選手、花村勇太郎選手とのデッドヒートに競り勝ち、合計2671gで74名の頂点にたった。
副賞豪華すぎ!『U-30ドリームトーナメント』を制したのはノンスポンサーの亀滝拓夢選手!
初日終了時点で年間暫定順位は上位3名が同率ポイントで並ぶという異例の事態となっていた。
しかしながらその首位陣が今戦で順位を上げることができす、ローポイントで終了。
その一方、新利根川戦を制した亀滝選手が大量得点を獲得。
これにより逆転優勝を果たした。
副賞として、バサークラシックのワイルドカードや艇王への出場権などが送られた。
亀滝選手は現在、メーカーのサポートを受けていない、言わば「一般アングラー」。
プロではない釣り人が突然これほどまでの内容を受けられるとはまさに『夢』。
亀滝拓夢選手の今後の活躍に期待したい。
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