ランカーシーバスシーズンにうってつけの表層ウェイクミノー「ライコ(ジャッカル)」!誰でも使いやすいその秘密と、よく釣るためのコツを紹介!教えてくれたのは、東京湾注目の若手アングラー久田さんだ。
●文:ルアマガプラス編集部
【久田智司(ひさだ・さとし)】
東京都在住。荒川、隅田川、旧江戸川などをホームに、関東全域のシーバスフィッシングに精通。時間が許す限りフィールドに繰り出し、自分だけの価値ある1尾を追い求める。
久田的・ライコ132F(ジャッカル)おすすめアクション「水面下5cmを泳がせて引き波を立てながら引いてくる」
久田「ライコ132Fはコノシロパターンをメインに作ったウエイクミノーです。このジャンルには珍しく、この手のルアーの中でもロールをかなり強めに設定してあるのが特徴です」
久田「なので、流れが速くても緩くても使える汎用性を備えています。川でも干潟でも港湾部でも、場所を選ばずに使えるオールマイティ性がありますね。サイズも大きくし過ぎず、スピニングタックルで使える大きさにしました。誰でも使いやすい大きさにするというのは開発当初からのコンセプトですね」
久田「特徴的なリップ形状は、動かしやすさ、理想のアクション、レンジ感を求め、意見を出し合ってこのデザインになりました」
久田「特に巻きやすさはかなり重視されていて、浮力の大きいウエイクルアーは大潮の流れが速い時になると巻き抵抗が大き過ぎて使いにくいということが多かったので、それを改善しました。このリップ形状にすることで、無駄な抵抗をなくして飛距離がアップ。横風や向かい風でも飛ばしやすくなっています。ルアーが回転して飛びにくいということは少ないですよ」
「スイムレンジは最大で60cmほど。巻きスピードは、デッドスローから速巻きまで対応します。自分は、ルアーを水面から5cmほど潜らせて、ルアー後方に引き波が出るくらいのスピードで巻いてくるのが好きですね」
基本的な使い方は水面でのウェイクアクション
水面下5cmレンジを泳がせることにより、ルアーの後方にヨレを発生させながら泳ぐ。使う場所の流れの速さにマッチさせ、巻きスピードやロッド角度を調節しながらこのレンジをキープするように巻いていくのがコツ。
久田「ナイトでもデイでも使えますし、フィールドも選ばず活躍します。これまでのウエイク系のルアーとはひと味違うので、ぜひ使ってみてください」
デイでもナイトでもライコ132Fはその威力を発揮
ライコ132Fはデイでもナイトでも水面をストライクさせる能力を持つ。河川や干潟のシャロー、港湾部など、使うエリアも選ばないので、幅広いシチュエーションで投入することができる。
ベイトが大型化してくる秋以降がこのルアーの本領発揮。動きが暴れすぎないのでバイト数が多く、それでいてランカーヒット率も高いといういいとこ取りのルアーが「ライコ132F」なのだ。
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