ディープに潜む大型のアオリイカが狙えるティップエギング。ティップの動きでアタリを獲るゲームでは、ロッドに求められる性能も重要となる。ティップエギング専用に開発された『セフィアエクスチューン ティップエギング』に、待望の新モデル「S510ML+-S」が追加ラインナップ。その詳細を見ていこう。
●文:ルアマガプラス編集部 ●素材提供:(株)シマノ
注目度が俄然アップしている”バーチカル”ティップエギング専用モデル!
ティップエギングにはいくつかのアプローチがあり、通常は船の片舷にアングラーが釣り座を取り、ドテラ流しでボトム付近を探っていく。つまり、アングラーから斜め下方向にエギのポジションを取りながら、広範囲をカバーする釣りと言える。
対して今注目を集めている“バーチカルティップエギング”は、船を立てる(風や潮流に対して船を真っ直ぐに向ける)ので移動距離が少なく、船の両舷にアングラーが座って真下付近をじっくり探ることができる。そんなバーチカルティップエギング専用モデルが、このS510ML+-Sなのだ。
シマノオリジナルのソリッドティップ「タフテック∞」が
エギのステイ姿勢を安定させる
専用たる所以とも言えるのが、ティップのセッティング。バーチカル=垂直に落としたエギはロッドアクションが伝わりやすく、アングラーが意図する動きをダイレクトに反映しやすい。その反面、ちょっとした船の揺れさえも伝わってしまうので、イカがエギを抱くステイの間は姿勢が安定しにくいという弱点もある。
しかし、その弱点を克服してくれるのがソリッドティップのタフテック∞で、しなやかな曲がりで船の揺れを含む余計な縦揺れを吸収して、エギをしっかりと安定させてくれるのだ。
重量級エギもしっかりとシャクれる驚異のバットパワー
もちろん、繊細さだけでなくパワーも十分。ティップエギングで使用される、セフィアアントラージュシーグル3.5号S3(43グラム)をはじめとする重めのエギを、さらに水圧が掛かって動きが制限されやすい深場でも問題なくシャクれるバットパワーを確保。5ft10inchという短めのレングスは高負荷にも対応しやすく、エギが船の下に潜り込んでティップを下げるような状況でも操作しやすいのはありがたい。
セフィアエクスチューンS510ML+-Sのブランクスは一般的な構造のブランクスと比較してネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍を達成するスパイラルXコア、ネジレを押さえ込む強化構造のハイパワーXで強化されているので、重量級エギの操作はもちろん、大型イカの強烈なジェット噴射にも余裕で対応できる。
活性の高い秋のティップエギングには必須モデルのS510ML+-Sでアタック!
しなやかなソリッドティップでエギの安定姿勢を実現し、アタリが獲りやすい。それでいてパワフルなバットは重いエギを難なくアクションさせる力強さがある。相反するように感じる性能の絶妙な融合こそが、S510ML+-Sの最大の強み。ぜひとも今秋のティップエギングから導入してほしい。
セフィア エクスチューン ティップエギング S510ML+-S スペック
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | エギウェイト(g) | 適合ラインPE(号) | リールシートタイプ | 本体価格(円) |
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S510ML+-S | 5’10” | 1.78 | グリップジョイント | 3 | 106.1 | 82 | MAX 80 | 0.4-1 | DOWNLOCK | 54,600円 |
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