2024年に創設35年周年を迎えたマリアが満を持してリリースするヒラスズキ用リップレスミノー、チョビーSF125がついにデビューした。荒磯に潜む狡猾な銀鱗に仕掛ける“喰わせ”のアクション。既存の磯ヒラ対応ミノーにはないチョビーSF125の特徴を紹介しよう。そこには魚がいないと思われていた状況を釣れる! に変える可能性が秘められている!
●文:ルアマガプラス編集部
磯での喰わせにこだわった“サラシ漂わせ系シャローランナー”
磯のヒラスズキ釣りで使うミノーといえば、逆風を突く飛行性能、強引なファイトでターゲットをねじ伏せる太軸2フック仕様など、泳ぎより機動性優先の1尾釣れればOK! 的なタイプが意外と多い。
対してチョビーSF125は、干潟や河川で使うリップレスミノーの“喰わせ”のアクションを磯に持ち込んだ磯ヒラ対応リップレスミノーだ。コンセプトは“サラシ漂わせ系シャローランナー”。同じ磯から何尾も引き出したり、低活性時やサラシが薄い状況でも口を使わせる“喰わせ”性能を目指して開発。もちろん、磯対応の機動性を備えた上でだ。
チョビーSF125(マリア)
魚がスレずに釣れ続ける! 艶かしいタイトな純ロールアクションで磯ヒラを魅了
チョビーSF125の一目でわかる特徴が、下アゴを突き出す独創的なヘッド形状と磯用ミノーでは異色の3フック仕様だ。これは磯場の強い引き波を受けてもアクションが破綻しない純ロールアクションを求めた結果だ。魚をスレさせず何尾も喰わせられるタイトなロール。晴天の凪など渋い状況でも魚を騙すまるで小魚のような艶かしいアクション。これが“サラシ漂わせ系シャローランナー”と呼ばれる所以だ。
奇をてらわない磯で扱いやすい実践的な機能を追求
チョビーSF125は、磯のヒラスズキ釣りに欠かせない強度、飛行性能、泳ぎが破綻しないバランスなど磯対応ミノーの基本性能も高められている。キーになるのが太軸3フック仕様だ。重量物が分散する大型太軸2フックより逆風の中で安定した飛行性能を発揮し、キャスト精度も向上。純ロールアクションや水平寄りの水中姿勢など喰わせ性能にも大きく寄与している。太軸の3フックなので強度も担保されている。
カラーは磯ヒラゲームの幅広いシチュエーションに対応する全8色
ロックショアの楽しさを拡充! マリアの今後の動向にも注目!
マリアといえば、ダイビングペンシルのラピードシリーズをはじめ青物狙いのロックショアアングラーからの支持が高い。同じ磯で楽しめるヒラスズキ釣りに改めて着目し開発したのがチョビーSF125で、ロックショアゲームの楽しさを拡げるという想いも込められている。これからも継続的に磯ヒラ対応ルアーをリリースするということで、マリアの今後の動向にも注目だ。
チョビーSF125(マリア)
チョビーSF125(マリア)を動画でみる
※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。