高滝湖
たかたき・こ/高滝ダムと称されることもあるが、湖としての正式名は高滝湖。房総半島バス6湖の中では笹川湖(片倉ダム)に次いで新しい1990年の竣工だが、その翌年からレンタルボート店・高滝湖観光企業組合(TKK)が創業してバスフィールドとしての歴史は亀山湖に次ぎ2番目に長い。車は圏央道・市原鶴舞ICから、電車は小湊線高滝駅からアクセス。
水野浩聡
みずの・ひろあき/明るいキャラクターとわかりやすい解説、そして必ず結果を導き出す確かな技で人気の“アドレナの顔”。185センチの高身長とロングリーチから繰り広げられる稀有な数々のテクにも要注目だ。岐阜県出身。
当日の第1投前にルアーを選択する水野さん。ボートのフロントを見るとエレキ、そして魚探はない。んっ? そのイケてるエレキコードカバーは?「アドレナの竿袋です。ちょっとした加工で流用できますよ」。余った竿袋は無駄なく、しかもカッコよく再利用できるのだ。
24ポイズンアドレナ 264UL-S✕ホバスト
「実は前作までソリッドティップって必要性を感じてなかったんです。繊細な釣りをあまりやらないという理由もありますが」。24アドレナ発表から早半年。その間に264UL-Sの潜在能力に気付いて以来、フィネスの主軸に。「ミドストやホバスト、ダウンショットにスモラバなどのフィネスで操作性抜群。食い込み良くしなやかなティップは、掛けた後に魚を暴れさせることなく獲り込めます」。 [写真タップで拡大]
ドリフトフライ4”エラストマー(ジャッカル)
スルーネイルマイクロ(ジャッカル)×合計0.7グラム。「0.3グラムをヘッドの腹側に2つ並べ、テールの腹側に0.1グラムで水平を取ります」。 [写真タップで拡大]
1キャストで地形の変化に気付き、同時に水面に見えるベイトフィッシュの波紋とブレイクの位置が一致することに合点がいった水野さん。その鋭い洞察力が正解への近道。「カーボンモノコックグリップによる優れた感度は、24アドレナではさらに向上していますよ」。
「40センチクラスで余裕のリフトパワー。信頼してファイトを繰り広げられます」。小型バイブレーションのほか、小型バズベイトや小型プラグ、エラストマー表層系でも使用。
パワーバットがシングルフック系ルアーでも確実にフッキング可能。今回はラバージグやブレーデッドジグ、フリーリグなど各種に使用。「太軸フックをしっかり掛けるビッグベイトやディープクランクにもおすすめの1本です!」。
*上から
[バイブレーション、スピナーベイト他用]
●ロッド:24ポイズンアドレナ166M(ジャッカル×シマノ)●リール:20メタニウムHG(シマノ)●ライン:レッドスプール12ポンド(ジャッカル)
[スピナーベイト、ラバージグ他各種用]
●ロッド:24ポイズンアドレナ166ML/H(ジャッカル×シマノ)●リール:24メタニウムDC70HG(シマノ)●ライン:レッドスプール16ポンド(ジャッカル)
[ホバスト用]
●ロッド:24ポイズンアドレナ264UL-S(ジャッカル×シマノ)●リール:24ツインパワーC2500SHG(シマノ)●ライン+リーダー:PE0.3号+レッドスプール5ポンド(ジャッカル)
[小型バイブレーション&小型バズベイト他用]
●ロッド:24ポイズンアドレナ266L-2(ジャッカル×シマノ)●リール:24ツインパワー2500SHG(シマノ)●ライン+リーダー:PE0.8号+レッドスプール8ポンド(ジャッカル)