【知らないと損!】ナイロンラインのメリットを活かして釣果を伸ばせ!

エリアトラウトで使うラインはエステルラインが主流。ナイロンラインはエステルより伸度が高く、感度は落ちる…とデメリットが大きいと思われがちだが、トップトーナメンターはナイロンラインを巻いたタックルを必ずセットアップ! なぜならナイロンラインが有効なシーンが必ずあるから。このエリアトラウトにおけるナイロンラインのメリットを突き詰めたのがエリア ナイロン ハード(XBRAID)だ。

●文:ルアマガプラス編集部

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バイトの弾きやバラシを防ぎ、飛距離も出る! アタリがとれる感度も追求! エリア ナイロン ハードはメリットだらけ!

エリアトラウトにおけるナイロンラインのメリットは、伸びやすさによる衝撃吸収性能。バイトの弾きや口切れ、不意のテンション抜けを防ぎ、バラシを軽減する。ナイロンラインは伸びる分、感度が落ちるが、エリア ナイロン ハードはアタリがとりやすい感度も追求。繊細なエリアトラウトの釣りに対応している。さらにナイロンラインはエステルやフロロカーボンより軽く、飛距離が出るのもメリットだ。

エリア ナイロン ハード(XBRAID)

エリア ナイロン ハード(XBRAID)の特徴

  • ナイロンの比重をいかし、ルアーを浮かせて誘うメソッドにも対応
  • リーダーなしでナイロンラインに求められる高強度を実現
  • 100m×2連結スプール採用で使いやすく経済的
  • クリアカラーでトラウトへのプレッシャー軽減
  • ナイロンならではの伸度で衝撃吸収。口切れやハリ外れを防ぐ

浮くラインと沈むラインの使い分けでさらなる釣果が稼ぎ出せる!

ナイロンラインとエステルラインの違いは、伸度や感度、張りやコシなどの糸質と思われがちだが、エリアトラウトでもっとも注目すべきは点が浮力。例えばエステルラインのS-ペットクリア(XBRAID)は比重1.41。対してエリア ナイロン ハードの比重は1.14。水の比重に近く、20m先にスプーンを投げた場合、エステルラインのS-ペットクリアは水中に沈みやすく、エリア ナイロン ハードは表面張力も加わって水面に浮く部分がより長くなる。この浮くか沈むかのラインの軌道で釣果に差が出ることがある。つまりナイロンラインとエステルラインを適切に使い分ければ釣果が伸ばせるということだ。

浮上軌道やデッドスローリトリーブが効くときこそエリア ナイロン ハードの出番!

図のように比重が高いラインほど沈みやすく、エステルラインは水中に直線的に入りやすい。だからこそダイレクトなルアーの操作感が得やすく、アタリも伝わりやすい。一方、ナイロンは水面に浮く部分が長く、そこから先はラインが急角度で水中に入る。そのため軽いスプーンを使うほど頭上がり気味の姿勢になり、エステルラインの場合はラインの軌道を追うように水平に近い姿勢をキープ。同じスプーンを使ってもラインの素材によって遊泳姿勢に違いが生まれる。

ナイロンラインによってスプーンが頭上がり気味の姿勢をとるということは、浮上軌道で泳ぐスプーンに反応が良いときに有利。エステルラインよりスローに巻き上げが可能だ。また厳寒期の動きの鈍いマスに対してボトム付近をデッドスローで探れるのもナイロンラインの強み。沈むラインよりスローにスプーンを泳がせ、追いが悪いマスに口を使わせることができる。

逆に放流直後など活性の高いマスの明確なバイトがでる状況もナイロンが有利。伸びがある分、向こうアワセでのせやすくバラシを防げる。状況に応じてエリア ナイロン ハードと、エステルラインのD-ペットクリア、S-ペットクリアを使い分ければ、さらなる釣果が稼げるということだ。

エリア ナイロン ハード(XBRAID)

スペック

  • 号数(MAX LB): 0.4(2.2)、0.5(2.7)、0.6(3.2)、0.8(4.3)
  • 素材:ナイロン
  • 規格:200m(100m×2連結スプール)
  • カラー:クリア

トーナメンターによるエリア ナイロン ハード(XBRAID)の解説動画はこちら


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