オフショア最強の遺伝子を受け継ぐ、新型「ソルティガ 300」がDAIWAから登場。圧倒的なパワーと耐久性、最新のテクノロジーを身にまとい、進化したソルティガ 300を見ていこう。
●文:ルアマガプラス編集部
近海の様々なシーンに対応する破格の性能
DAIWAのソルティガは、「いつか、あの魚を。」というアングラーの想いのもと誕生したリールだ。今回登場する新型ソルティガ 300は、歴代のオフショア最強の遺伝子を受け継ぎ、最新のテクノロジーで進化したリールとなっている。
力強く、滑らかな回転が持続することを追求した技術「HYPERDRIVE DIGIGEAR」や、スプールを完全に固定し、根掛かりを外す際のリールへのダメージを軽減する「スプールロック機構」などを採用。激流の明石エリアなど、近海の様々なシーンに対応するパワーと耐久性を手に入れた。
また、サムホールディングフレームを採用することで、すっぽ抜けなどを軽減し、新感覚のパーミングを実現している。
新型ソルティガ 300に採用された主な技術
スプールロック機構
ソルティガ 300は、DAIWAのレベルワインド採用機種において初となる「スプールロック機構」を搭載。スプールを完全に固定し逆転を防ぐ機構で、根掛かりを外す際にギアやボールベアリングへのダメージを防ぎながら、ラインをカットできる。
シンクロレベルワインド
ラインを放出する際に、レベルワインドがライン位置とシンクロして左右に追従し、ドラグ性能を高める機構。ライン放出時の抵抗を少なくし、ドラグ作動時の滑らかさも向上している。
アノードプロテクション
金属が腐食する代わりに、アノード(亜鉛)を腐食させ、金属の腐食をやわらげるという技術。犠牲陽極とも呼ばれる。ソルティガ 300にはアノードプレートを搭載し、その部分へ腐食を集中させることで耐久性のアップを追求。
サムホールディングフレーム
様々なアングラーの握りこみ方を解析し、より手の中にしっくりくる形状を追求したサムホールディングフレームをソルティガ 300へ採用。サミングのしやすさの向上や、指のすっぽ抜けの軽減に加えて、クラッチオフ後の親指の位置が考慮され、快適性もアップしている。
HYPERDRIVE DIGIGEAR
初期の滑らかさが長く続くことを実現したDAIWAの独自技術。ソルティガ 300は、歯幅がアップしたことで、低負荷から高負荷までどのシチュエーションでも滑らかで、力強い回転性能を発揮する。
そのほか、高い初期性能が長く続く「HYPERDRIVE DESIGN」や、ブレのないシャクリを実現する85mmのTシェイプパワーノブを採用するなど、従来の魅力はそのままに、最新のテクノロジーでアングラーの夢を叶えるモデルとなっている。
アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量PE(号ーm) | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | メーカー希望本体価格(円) |
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25SALTIGA 300 | 420 | 86 | 6.3 | 1.5-500_2.0-400_3.0-250 | 75-85 | 11/1 | 10 | 63,000 |
25SALTIGA 300L | 420 | 86 | 6.3 | 1.5-500_2.0-400_3.0-250 | 75-85 | 11/1 | 10 | 63,000 |
25SALTIGA 300H | 420 | 100 | 7.3 | 1.5-500_2.0-400_3.0-250 | 75-85 | 11/1 | 10 | 63,000 |
25SALTIGA 300HL | 420 | 100 | 7.3 | 1.5-500_2.0-400_3.0-250 | 75-85 | 11/1 | 10 | 63,000 |
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