【ヤバいビッグベイト発見!!】新進気鋭のバスルアーメーカー『アイスフォーゲル』

2024 シーバス特集

profile

芝田昂平(しばた・こうへい)
1997年生まれのバスフィッシングとネコを愛する26歳。大阪府在住。ホームは津風呂湖、七色ダム・池原ダム。得意な釣りはサイトフィッシング。バリバリのトーナメント嗜好だが、オカッパリの釣りも大好きだ。

EISVOGELとは?
読みはアイスフォーゲルで、ドイツ語でカワセミを意味する。2023年に発足したばかりの新進気鋭のバスフィッシング・ルアーブランドだ。実釣性能、使いやすさ、デザイン性を求めたルアー設計で、着実にファン数を増やしてきている。

さまざまな使い方に対応する高性能ビッグベイト
滑らかなグライドアクション、ダートやテーブルターンなど、多彩な使い方に対応する万能ビッグベイト。スイベルジョイント構造によりナチュラルなアクションを発生し、リアルなシルエットと相まってチェイスしてきたバスを高確率でバイトに持ち込む。
●全長:約190mm(ロングテール装着時は約240mm)
●重量:約75.6g
●タイプ:フローティング
●フック:ピアストレブル#1
●カラー:10色
●価格:4,950円(税込み)

アングラーの操作に機敏に反応し、思い通りに動かせるのがアヴィド190。七色ダムや池原ダムでは、ローライトコンディションや濁りが入った状況で活躍する。

2WAYテール
移動距離を抑えたいならショート、幅広アクションならロング

アヴィド190にはノーマルのショートテールの他にロングテールも付属されている。ショートテールはキビキビ動かしたいときやロッドアクションで小刻みに動かしたいとき。ロングテールは幅広いグライドアクションで見せたいときに効果的だ。

ACTION
ジャークの強弱で岩盤キワキワのトレースが可能

左は強く、右は弱くといった具合に左右のジャークの強弱を調節すれば、自由自在にカバー際を攻めることが可能。岩盤や垂直護岸などをビタビタにスケーティングアクションでトレースすれば、岸に追い詰められたベイトフィッシュを演出できる。

しつこく狙えるデッドスロー系ジョイントベイト
表層デッドスロー巻き、カバークランキング、移動距離を抑えた首振りアクションなどを得意とするジョイントベイト。独自のジョイント構造とCFテールにより生々しい動きを演出。オカッパリの接近戦でも実績抜群だ。
●全長:約150mm
●重量:約35g
●タイプ:フローティング
●フック:#4
●カラー:6色
●価格:3,520円(税込み)

独自開発のCFテール(PAT.P)
水を吸うことで柔らかさを増す独自開発のテールを装備。そのソフトさはまるでポーク。ボディアクションに遅れてテールが余韻で動き、それがバイトトリガーになる。使う前に一度水で揉み込んで使用するとよい。

ACTION
カバー際はドッグウォーク、立木ではクランキング
岩盤やブッシュなどでは移動距離を抑えたドッグウォーク、立木が絡む場所ではクランクベイトのように巻いてくる使い方も有効。サイトが効かないウィンディーサイドなどでも効果的。

どこでも使える万能ストレートワーム
ネコリグやノーシンカーワッキーなどをメインに、万能に使えるストレートワームを目指して開発中。長さは5.8inほど。リブを太く設計してあるので水押しが強く、遠くからでもワームの存在をバスに知らせる。

2本繋ぎでロングワーム化した七色ダム仕様
ヘッドを1cmほどカットして繋げ、11inクラスにした細ロングワーム。チューブをセットし、スーペリオMⅡフック(エンジン)の#6をセットして使用。デッドスローでフォールし、着底後はワームの存在感だけでバスに食わせる。

プロトワーム2連結のノーシンカーワッキーによる釣果。バスの進行方向にあるカバーや岩にワームを置き、待つだけで釣れたという。ルアーそのものの食わせ能力が高くないと成り立たない戦法だ

ACTION
キャストしたらルアーパワーを信じてとにかく放置

バスの進行方向に入れたら、バスが食うまで放置する。余計なアクションはむしろ悪手だ。ラインの存在感も消すために、ラインテンションはダルダル。バスがワームを咥えて沖に走ったら、ラインスラックを巻き取ってフッキングする。

三又テールのスト系対応リアルワーム
セミラウンドボディに特殊エアホール搭載で理想的なロールアクションを発生。低重心化により、I字引きの安定性も抜群だ。三又テールがブレーキになり、よりスローに誘えるのが特徴だ。
●全長:3in
●入数:6本
●カラー:6色
●価格:1,078円(税込み)

ミドストも有効だが、ピクピクもオススメの使い方。キモはフックのセット方法で、お腹にセットすると、浮くときは横に、アクション時は縦になるので、動きにメリハリが出る。
「三又テールは用途に合わせてテールカットできます。ミドストなどでやや速く動かしたいときは、テールをカットして水を逃がしやすくするのがおすすめです」

すでにビッグバス乱獲中。七色・池原では欠かせない太ロング
現在開発中の11inクラスの太ロングワーム。テストの釣果は優秀で、かなりのビッグバスを上げてきている。強く水を押すリブと素材の比重で、極めて高い生命感を生み出す。芝田さんはノーシンカーワッキーで使用し、フックはタリズマン(リューギ)の#1。

プロトの太ストレートワームでキャッチ。エリアのシチュエーション、バスのコンディションなどを見極めながら、細いか太いかどちらを投げるか見極めていくことが大切だ。


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。