固定重心ミノーなのにMAX88mも飛ぶ!考え抜かれた美しいデザインに脱帽!『飛ブンダー アルボロート(アクアウェーブ)』

広範囲に散らばっているヒラメをサーフで、または行動範囲が広い青物をロックショア&沖堤防から…などなど、どうしてもルアーの飛距離が重要になってくるゲームのために開発されたのが、今回紹介する『飛ブンダー アルボロート(アクアウェーブ)』。もちろん、飛距離だけではないぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

Max88mの飛距離を実現した流麗なボディ形状と絶妙なウェイトセッティングの『飛ブンダー アルボロート(アクアウェーブ)』

●全長:90mm●重さ:28g●カラー:8色●価格:1700円(税抜)

テスト段階でMax88mという圧倒的とも言える飛距離を実現した要因は、そのデザインにある。

まずは固定重心ウェイトを後端ギリギリまで伸ばして配置することで、空中での飛行姿勢が安定志向に。加えて流線形状のボディフォルムと可能な限り水平にマウントされたリップで、空気抵抗を低減することに成功している。

固定重心ウェイトを後端まで伸ばすことで、重心移動システムを採用しなくても88mまで飛距離を伸ばすことに成功。 [写真タップで拡大]

後端からベリー周辺まで絞り込んだボディデザインを採用して、前面投影面積を大きく削減。飛行時に空気がスムーズに後方へと流れてくれるので、飛距離が大きく伸びるのだ。 [写真タップで拡大]

リップとタングステン球が発生させるなまめかしいウォブリング!

そして、フィッシュイーターをヤル気にさせるライブリーなウォブリングアクションも、このアルボロートの大きな武器。先述の通り水平方向気味のリップだが水を掴む能力はとても強いのでレンジをキープしやすく、加えてベリー部に鎮座する2つのタングステンボールがバランスを取ってくれることで、高速リトリーブでも水押しの強いウォブリングアクションで広範囲にアピールし続けることができるのだ。

空気抵抗が少ない水平気味のセッティングながら、水をしっかりと掴んでワイドなウォブリングアクションを生み出すリップ。 [写真タップで拡大]

アクション時のバランスを司る2つのタングステンボールを、ベリーフックアイの上部に設置。アクションを増幅させつつ、無駄な動きは排除。 [写真タップで拡大]

ターゲットに合わせてフックサイズ&スプリットリングサイズを変更しやすいように、フックアイは大きめになっている。

ベイトが接岸しやすい秋にはベストチョイスとも言えるのが「アルボロート」!

カラーはイワシやコノシロなどベイトフィッシュを模したナチュラル系から、水中での視認性を重視したアピール系まで全8色を用意。ベイトフィッシュが接岸しやすく、フィッシュイーターの食いが立つ秋こそアルボロートが活躍しやすいシーズン。

その飛距離、その食われっぷりを、ぜひとも味わってほしい!


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