「もうクタクタ、膝はプルプル」それでもこの釣りはやめられない! 雄大な自然に挑む釣りジャーニー【テンリュウ舟木雄一の南アルプス源流チャレンジ2024】

2024 シーバス特集

およそ40分後に分水嶺となる北沢峠に到着。

林道は整備されていて、とても歩きやすい。

高山の景色を楽しみながら、1時間ほどで入渓点に到着した。

荷を解きタックルを用意する。

私はルアータックル。M氏はフライタックルを選んで、川を上りながら探ってみる。

ルアーでは一瞬反応するが、50cmほどの距離を置いて追ったら元の位置に戻っていく。

M氏は先行してフライを試しており、カディスを結んだフライタックルだと反応がよろしい様でポツポツとヒットさせていた。

ところどころにアングラーと思える足跡を散見するが、前日に入ったのだろうか。

毛鉤が良いかもと欲を出してテンカラに持ち替えて探ると、すぐに食い付いてきたが生憎のバラシ。

再びルアータックルに戻し、探り方をダウンストリームに変えて探ると魚の反応が変わってきた。

この水量では、何年か前に見つけた個体の様な大物に出会うには厳しそうだ。

リズム良く釣りができるようになると、次第にコンスタントにヒットさせられるようになってきた。

帰りに向けて引き返す。

パッと見た感じでは魚は見つけられないのだけど、人の影響が少ないエリアは驚くほど浅瀬にいるものだ。


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