●文:ルアマガプラス編集部
賞金総額20万円!?業界初の試みに注目!!
ブロックチェーンルアーズ(以下BCL)のアプリローンチ1周年を記念した大会が10月27日に神奈川県のメジャーレイク、相模湖で行われた。当日は総勢45名が参加し、大いに賑わった。
この大会はなんと業界初となる暗号資産ソラナ(SOL)を賞金としての実施となった。その賞金総額はなんと20万円相当!SBIグループの暗号資産取引所BITPOINTがスポンサーとなって実現した。
アプリさえ登録していれば誰でも参加できるうえに、単日の試合としては破格の賞金総額となっている。しかも今大会ではルアーの制限もなく、BCLルアーをまだ持っていなくてもエントリーすることができた。
今大会はBCLのアプリに登録していることが参加の前提条件となるわけだが、デジタルウエイインにおいてもこのアプリが活躍する。
バス釣りの大会を行う上で、ライブウェルを使う必要がないため、魚のダメージを軽減できることに加え、高価で持ち運びも負担になるライブウェルを用意しなくていいので、これまでバス釣りの大会と無縁だったアングラーにとってもハードルが取り払われ、参加しやすくなる。
さらに試合中に釣れた魚も、もちろんアプリに釣果として登録できるため、思い出の魚をあとから
振り返ることもできる。
そんな魅力的な大会にルアマガからの刺客として、福ピンクこと福重が参戦して潜入取材を敢行!
以前BCL代表の古沢勝利さんから直々に指導を受けるという、やや反則気味の贅沢なプラを行ったこともあり、虎視眈々と表彰台を目指す。
結末やいかに!?
大会概要
開催日:2024年10月27日(日)
開催地:相模湖 日相園
試合時間:7時~ 14時(帰着)
賞金:1位 SOL15万円分
2位 SOL3万円分
3位 SOL2万円分
4位・5位 SOL5千円分
リミット:1匹
キーパーサイズ:なし
BCLデジタルウエイイン方式
BCLアプリを利用した釣果報告
魚のサイズに関係なく都度報告し、最大魚に
よって順位を決定
アンブレラリグ・ドラッギング制限なし
船上ではライフジャケット着用必須
総勢45名の熱き戦いがついに始まる!
10月も半ばを過ぎてさすがに朝は冷え込んだが、この日の桟橋は熱気ムンムン。参加者総勢
45名がひしめき合って、虎視眈々と優勝を狙って準備に余念がない。
何せ今大会では高額な賞金がかかっていることももちろんだが、リミット1本の最大サイズで争うルールなだけに誰しもチャンスが望めるのだ。潜入取材で参加しているルアマガの名物編集部員福ピンクの鼻息も荒い。
周りを見渡してみると、みるからに熟練の方もいれば、この日初めてエレキ船に乗るためレクチャーを受けている方も。この大会の、ひいてはBCLのファン層の厚さを感じた。受付を済ませた参加者がボート
に乗り込んだ頃、開会式が始まり、BCLの社長で、今大会の主催でもある古沢勝利さんからルールの説明が行われ、いよいよ大会スタート。
受付の際に抽選したフライト番号の順番で、順次テイクオフ! プロの大会では多少ピリつくこともあるこの場面だが、今大会では和やかに言葉を交わしながら出航する風景が印象的だった。
ついに決着!!初代BCLトーナメント優勝は!?
14時前になると帰着してくる参加者で、桟橋は再び賑やかさを取り戻していた。
参加者同士で片付けをしながら情報交換をする姿が各所でみられ、こうした大会は釣り人同士のコミュニケーションをとる場としても非常に有効だ。 参加者が皆集まり表彰式が始まると、賞金が高額なだけにのんびりとした中に緊張感も感じられた。順位は入賞圏外の6位から順に発表され、多数のメーカーから寄せられた協賛品から好きなものを選んで貰えた。惜しくもノーフィッシュとなった参加者全員にも行き渡る太っ腹具合だ。
いよいよ入賞者の発表となり、会場の熱気は最高潮に。
優勝は相模湖の常連で兼ねてよりBCLのファンでもあった真鍋俊哉さん。
46センチのバスをキャッチして見事初代BCLトーナメント優勝の栄冠を手にした。
今大会の参加者全員に配布されたブラックバストークン。BCLオンラインストアでの購入の際に割引券
として利用できる。
BCLの今後から目を離せない!!
閉会式ではBCL主催の古沢勝利さんから閉会の際に参加者への感謝とねぎらい、そしてBCLが今後どのようにバス釣り業界と関わっていくかが語られた。
現在ブラウザアプリのBCLアプリも、ネイティブアプリに生まれ変わり、より便利になるという。
今大会のような暗号資産の賞金、デジタルとバス釣りの融合、新たなる価値の創造など、BCLの新たな挑戦はバス釣り業界に新しい風を吹き込むに違いない。
福ピンク参戦記
高額賞金に目がくらみ、悪い顔をする福ピンク。この直後、トラブルでタックルを2セットロストすることになる
気を取り直し、釣り開始。いつもと違い撮られる立場にやや戸惑いつつキャストを繰り返す。
見事バスをキャッチ!!今大会はキーパーサイズの規定がないため、ゼロ申告は回避できた。
この日最大のチャンス。このバスが釣れれば入賞も夢ではなかったが…。結果は16位と奮わなかった。
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