
ブレードが搭載されたルアーは大抵の場合、ブレードが回転して波動やフラッシングを発生し、ターゲットにアピールするというものが多い。スピナーベイトやテールスピンジグ、最近ではソルトのブレードジギング用ジグもその類だろう。しかし、ブレードに水流を受けることで接続されているボディを激しく動かすルアーと言ったら…なかなか珍しいのではないだろうか。そんな新しいカテゴリーのルアーが、アクアウェーブの『ブレードマジック』シリーズだ。
●文:ルアマガプラス編集部
後端に搭載されたブレードが前方のボディを動かすという新発想ルアー!
ブレードに水流を受けることで、後方に接続されているジグヘッドを激しく振動させる「チャター系ルアー」は、皆さんもご存じだろう。動力を発生させる仕組みとしては、ブレードマジックも同じと言ってもいい。
しかし、問題はブレードとボディの位置関係で、ボディの後端にブレードが搭載されているのが、ブレードマジック最大の特徴とも言える。
流線型ボディに沿って流れる水流は勢いよく当たることでブレードを激しく振動させ、ウォブンロールアクションとブレードが発生する波動&フラッシングでフィッシュイーターへと強力にアピールできる。
ブレードマジック専用にデザインされたブレードが水流を受けることで、ボディにウォブンロールアクションを与える。ブレードからもフラッシング&波動が発生するので、より大きなアピールとなる。
ウェイトの異なる2サイズを使い分けてシャローからボトムまで全レンジをカバー
スタンダードモデルの『ブレードマジック90』は自重28gのシンキングモデルで、巻きスピードによってはシャロー~ミドルレンジを攻略するのに最適。一方の『ブレードマジック90・ヘビー』は自重35gと重いのでフォールスピードも速く、ミドル~ボトムレンジをサーチするのに適している。
タダ巻きベースでジャークもあり! フォールだけでも十分にアピール!!
対象魚はブリ系、サワラ系などの青物をはじめ、ストラクチャーをタイトに攻めればシーバス、ボトムスレスレをキープできればロックフィッシュなど、さまざまなフィッシュイーターを攻略可能。
タダ巻きがベーシックな使い方だが、ジャークを入れて食わせの間を与えたり、水深があればフォールだけでもフラッシング&波動で誘うことができるので、積極的にトライしてみよう!