琵琶湖の敏腕プロガイド・東智也さんがルアマガプラスにやってきた！若手だからこそのわかりやすい切り口と距離感で、最先端のバス釣り情報をお届け! 秋らしい釣りが楽しめた季節から一変。そろそろ琵琶湖も難しい季節に…そんなときにオススメな、2つのルアーを紹介してもらおう。
●文、写真:東智也
東智也
あずま・ともや/琵琶湖でフィッシングガイドを行う若手アングラー。トーナメントレイクやメジャーフィールドで釣り込んできた確かな腕を誇り、得意な釣りは「クリアウォーターでのパワーゲーム」という凄腕。STANDARDなルアーフィッシングの楽しさを世に広めるために邁進する。三重県出身の28歳。B型。
秋らしいスピーディーな釣りが楽しめた一ヶ月でした。
ルアマガプラスをご覧の皆様、東智也です。
ここ最近はしっかり冷え込みが入り、一気に晩秋～初冬の雰囲気が出てきた琵琶湖ですが、ひとまずサクッと今月の釣果から振り替えっていきたいと思います。
今月上旬は少しずつ水温も下がりだし、季節の名物でもある木枯らしなんかも到来。
今年はかなり多かったウィードも減り始めた事もあり、南湖が少しずつ釣りしやすく♪
なのでアズトモガイドでは珍しくメインチャンネルや南湖南エリアのウィードフラットがメインエリアに！
ルアーは、アズトモガイドでは定番のマグナムクランク(～4mまで)や、スイムジグ(1/2oz)等、ターンオーバーや風の影響で水もしっかり濁りが入ったこともあり、秋らしく巻物メインで南湖を攻略していきました。
しかし日によっては巻物に反応しない日もあったりするので、そういう時はしっかりスローダウン。高比重ノーシンカーやネコリグ等で、タフタイムは凌ぐイメージです。
そして徐々に水温も下がり、オフショアのフラットだけだなく、北山田エリア等のインサイドのシャローエリアも好調に。そういったエリアでは、残りウィードやテトラ等の目で見えるストラクチャーがターゲット。
ビッグベイトやチャターをメインに、点在するハードボトム等の要所ではこちらも同じくスローダウンで的確に♪
といった１年の中でも比較的スピーディーな展開で、秋らしく魚を追いかける釣りでここ１ヶ月はメインで楽しめていました♪
厳しくなりだす初冬にはスイムジグ＆ジャークベイトがオススメ！
そしてここから初冬～冬のタイミングへ移り変わる訳ですが…
そうなってくると厄介なのが、急な冷え込みや水温を落とす要素となる強風。
タイミングによってはプラスに働く事もありますが、この時期はマイナス要素になることが大半。
そうなってくると湖の状況としてはクリアアップや水温低下でバスの動きも鈍く、ハードルアーにはやや反応しづらく…なんてことも…
そういう要素も含め、12月以降のメインルアーはコチラ。
スイムジグ&ジャークベイト!!
まずスイムジグですが、クリアアップで強すぎる動きを嫌う魚に対し、ソフトベイト特有の柔らかい水押しが有効。そしてウエイト次第ではディープレンジにもアプローチする事ができるのが強みです！
スイムジグのなかでもカーヴァー（ism）なんかはオフセットフックタイプなので、冷え込んでストラクチャーにタイトにバスが着いた際にも的確にアプローチできたりするのでオススメです♪
そしてもう一つがジャークベイト。
コチラに関しては琵琶湖に来る前の津風呂湖や七色ダムに通っていた際から冬のメインルアーとして使っていたジャンル。
最大のメリットは、「止められる事」。
どうしてもバスの動きが鈍くなってくるのが冬の低水温期は、バスがルアーを追いきれない事も多々。そんな中で他のハードルアー(クランクやスピナーベイト)ではスピードが速すぎたりして間合いを詰めさせられないなんてことも…。
そうなるとジャークベイトの止められるメリットが最大級に活きてくる訳です♪
基本的なアクション動作としては、2ジャーク&3～5秒ポーズくらいが目安。この辺は皆様が行かれるフィールドの状況に応じてアジャストしてみてください♪
と、冬でも相変わらずのパワーゲームですが、スイムジグ&ジャークベイトをメインに１日の状況を読みながら更にルアーを強くしたり…逆にスローダウンに徹してみたり…と、色々試してみて頂けると冬のバスフィッシングも楽しめるのではないかな！と思います。
是非試してみて、これからの冬のバスフィッシングを楽しんでください♪
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