「浅場のブラックバスを仕留める」「これが一番痺れる」たった30分で2匹を…最強の釣り人が大興奮する季節が始まる【佐々木勝也・霞ヶ浦レポート】

佐々木勝也さんの霞ヶ浦水系レポート。高い水位をキープしており、バマストでグッドサイズを2連発! このまま減水しなければチャンスは継続するはず!

●写真/文:佐々木勝也

夕方の短時間釣行で45センチクラスが2連発!

皆さんこんにちは。佐々木勝也です!

今週は亀山ダムに行ったり(OSPさんの火蓮でバラシて終了)、カスミは1度チョイ投げに行きました。カスミでのチョイ投げは夕方の30分ほどしか釣行できなかったのですが、それでも45センチクラスが2連発と、状況的には悪くない印象でした。

流入河川の下流域をスティーズリアルスラッガーRのアラバマリグのバマストでキャッチ! 水深1mほどのエリアの護岸沿いを攻めて食い上げてきました。

アラバマのセッティングは、8本は3.7インチに0.9gのジグヘッド、センターの1本は4.8インチに1.8gのジグヘッドで、ワームはスティーズリアルスラッガーR。アラバマ本体はレイドジャパンさんのゴーストワイヤーです。

ゴーストワイヤー(レイドジャパン)

スティーズリアルスラッガーR(DAIWA)。

水位が高いうちがチャンスです!

アラバマの季節も始まったかなーという感じですが、暖かい雨が降ったせいか水温も高めをキープし、12〜13度台から落ちていないので、そこまで冬展開な感じではない印象です。ただ大きかったのは水位が上がったこと。これに尽きます。

1.10mを超える水位に上がっており、こうなってくるとショアラインの釣りも12月であっても機能しやすい状況ができ上がっていました。あとはベイトフィッシュの寄り感次第になってくるのですが、僕がチョイ投げしに行った時にはカイツブリが接岸しているスポットがあり、その周辺にアラバマをアプローチしたところ、すぐにヒット!という感じでしたので、アラバマ系の釣りには当然ながらベイトフィッシュがしっかり絡んでいることがマストであると同時に、バスもしっかりとベイトフィッシュを追っているということがわかります。

最近のカスミは11月でも水位が上がるとすぐに常陸利根川の水門を開けてしまい、水位を下げる傾向が強かったのですが、雨が降って水位が上がり、もう何日も経っていますが、今のところ水門は開けていませんし、予定を見ても開ける予定は立っていないので…このまま冬水位をキープして欲しいものです。

カスミの低水温期の釣りは「何本も何本も釣れる!」ということはありませんが、個人的には低水温期のシャローで仕留めるバスが一番痺れるので、来週以降も楽しみなところです。

アングラープロフィール

佐々木勝也(ささき・かつや)

霞ヶ浦水系で圧倒的な釣果を上げ続けているスーパーロコアングラー。全国のフィールドにも積極的に足を運んで武者修行を怠らない。最近は房総リザーバーでのレンタルボート釣行にも力を入れている。


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