「富士山の麓に異変」「こんなの初めて…」ここ10年で初めて。これから強い寒気が入るので、そこからが本番【冨沢真樹の河口湖レポート】

皆さんこんにちは!  河口湖ガイドのトミーです。 今週の河口湖情報をお届け致します。 今週は異常気象とも言える、異常な暖かさでしたね…。もはや10月の体感です。この暖かさでは、河口湖もまだまだ越冬パターンには突入する気配無し…(笑)。 河口湖に来て10年が経ちますが、12月上旬で水温が12度あるのは初。

●写真/文:冨沢真樹

秋の延長で巻き切るマグナムクランクゲーム!

異常に水温が高い今冬の河口湖!

さて、そんな暖冬話はこれくらいで、本題に入ります。 今回は、なぜ冷えたほうが釣りやすいのか?を解説。 

答えはめっちゃシンプルで、バスが越冬エリアに集まり釣りやすくなるから。各フィールドには越冬エリアが確実に存在します。 河口湖ですと代表的な越冬エリアは西川溶岩エリア。 

例年だと12月ともなれば、どんどんバスが越冬に向けて入ってくるのですが、ここ数年は越冬エリアという概念が覆され、湖全域の多少流れをさけれるエリアで、枯れウィードやストラクチャーが存在すればそれに寄り添って越冬してしまう個体がいるというのが現状。 

『12月=冬』と考えるのではなく、『秋~晩秋の延長』の感覚で釣りを展開していければ、デカバスに当てられる確率がぐっと上がるかなと。 

大切なのは『秋~晩秋の延長』の気持ちで釣りをすること! 

最近のトミーガイドは、マグナムクランクがお気に入り。 ルアーは4mダイバーのマグナムクランク、7mダイバーまでと使い分けています。パワーで引き寄せて、探っていけるルアーが冬はマスト。 ルアー的にはイヴォーク4.0、ショットオーバー7などがオススメです。岩、枯れ草に当てていくだけのシンプルな釣り。 

イヴォーク4.0(デプス)。 [写真タップで拡大]

ショットオーバー7(ノリーズ)。 [写真タップで拡大]

巻きスピードはやや速めくらいで、全然バイトしてくれます。この釣りもとにかく手数!  巻いて、巻いて巻きまくる! 12月半ばから強い寒気が入ってくるので、冬パターンはそこからです!

アングラープロフィール

冨沢真樹(とみざわ・まさき)

JBトップ50プロにして河口湖辣腕ガイド! プル70F(ism)の生みの親。フィネスからパワーゲームまで駆使し、優れたアジャスト力でJBトップ50を転戦する。河口湖フルタイムガイド「トミーガイドサービス」は超人気!


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