【バスタックルでOK!】バスワームでアジが爆釣!あまりの釣れぶりに取材した本人も驚愕!!『イージーシェイカー3.5(ケイテック)』の威力が凄まじかった!

ケイテックの名作ストレートワーム・イージーシェイカー。近年、このバス用ワームが、アジング業界で話題になっていることをご存知だろうか? アジングといえば2インチクラスのワームを使用するのが一般的だが3.5インチがスゴイのだとか。実際にどれほど釣れるのかをインプレしてきた様子をお伝えします!

●文:ルアマガプラス編集部

インプレアイテム:イージーシェイカー3.5インチ(ケイテック)

●全長:3.5インチ●重量:約1.9グラム●入数:10本●カラー:16色

究極の生命感にこだわったストレートワームの超優等生
2016年に発売。ノンソルト素材により、水平に近いナチュラルな姿勢を維持するのが特徴。ケイテック社開発におけるスローガンとも言うべき“Ultimate Lifelike Action”を追求。アジングでの熱烈な要望を受けて2.5インチ、3インチサイズも展開している。

インプレする2人

ティーチャー大場
バスフィッシングを愛するルアーマガジン編集長。アジングはバスのオフシーズンにたまにやるくらい。釣ったアジは刺身もよいがアジフライにすることを周囲に強く勧めている [写真タップで拡大]

ライター西村
ルアマガでお馴染みのフィッシングライター。ここ数年はバチコンアジングにハマっており、かなりの頻度で東京湾に通っている。大場だけに任せるのは心配なので助っ人として参加。アジは刺身となめろう派。 [写真タップで拡大]

バイトしたらアジが離さない活きエサ並の生命感

夕方4時ごろ港から神奈川県磯子周辺から出ているガイドボート『ジョーズガイドサービス』で出船し、ほど近いバースにやってきた。

水深は約18メートル。まだアジのレンジが深いということで、バチコン仕掛けを投入。すると、すぐに反応が返ってきた。

西村「いきなりグッドサイズが食ってきましたね。ワームはイージーシェイカーの3.5インチ。アジングではちょっと大きいサイズ感のワームなんですが、問題なく釣れますね。むしろ、ワームの存在感が大きいからこそ、活性が高くてサイズの良い個体を選んで釣っているような気がします」

大場はジグ単で使用してみる。

大場「10カウントほどフォールさせて、ラインを張ったらもう食ってました! 落とすだけでオートマチックにバイトしてきますね。ラインが走っているなぁと思ってからフッキングしているので、かなりアワセは遅れているのに、ヘッド丸飲みでちゃんと掛かってくれる。アジが咥えている時間が長いんでしょうね」

西村「3.5インチという大きいワームでも、素材が軟らかいからアジの口に折れ曲がって入ってくれ
る。このソフトな素材感が、動きのナチュラルさと安定した水中の姿勢、そして高いフッキング性能
を生んでいるんだと思います」

大場「あとはケイテック独自のイカフレーバー。アジングワームではイカ成分は珍しいと思うので、これもバイトの長さにつながっていると思いますね」

ボートアジングのし掛け&誘い方

ジグ単とバチコン用の2セット用意しておくのが好ましい

ジグ単はジグヘッド単体の略。ボートの場合は2グラム前後のジグヘッドをメインに使う。バチコンはバーチカル・コンタクトの略。ジグ単に捨て糸を下に接続しておもりをつけたようなリグだ。タックルに関しては釣りをするエリアなどで変わってくるので、事前に船長に確認しておくといい。

ナチュラルに誘いたいならジグ単、深場を一気に攻めたいならバチコン

ジグ単はキャストしてからカウントダウン、指示棚まで落としたら、数回シェイク&カーブフォールで誘う。バチコンはボトムまで落とし込み、ときおりシェイクなどを入れながら仕掛けを漂わせる。アジの群れがどの層にいるかで、ジグ単かバチコンを使い分けるのがよい。

魚の引きに飢えている方アジングを超おすすめします!

夕方のラッシュタイムが終わると、ナイトゲームではワームを各種ローテーションしていくことでコンスタントにアジのバイトが獲れた。

西村「2~3インチのワームももちろんよく釣れるんですが、イージーシェイカー3.5インチは明らかに食ってくるサイズが大きいですね」

大場「イージーシェイカー3.5インチは釣れれば20cm中盤から後半。アジングって、もっと小さ
いサイズの数釣りのイメージがあったんですが、このサイズになってくると、引きも結構強くて楽しいですね」

西村「30cmオーバーの尺アジ、40cmオーバーのギガサイズになってくると、引きはさらに強くなってきますよ。イージーシェイカー3.5インチはまさに大型アジ向けのワーム。2~3インチのワームと合わせて、一発大物狙いのときに投入してみるのがいいかもしれません」

実釣数時間で両者かなりのアジをキャッチし、無事インプレ終了。

西村「イージーシェイカー3.5 インチ恐るべしですね。これまでなんで使ったことなかったんだって、後悔しています」

大場「こんなに魚が釣れるワームなんだから…。今度はバスでも改めて使ってみようと思います! アジングはバスタックルでも始められるし、釣ったあとに食べる楽しみもある。バスのオフシーズンにおす
すめなので、皆さんもぜひトライしてください!」

イージーシェイカー3.5インチのここがすごい!

◉ 柔軟性のある素材で動きがナチュラル
◉ 回転しない安定したフォール姿勢
◉ リブの抵抗感があるので、操作性を失わない
◉ アジが咥えている時間が長く、バイトが深い
◉ 軟らかいのでアジの口に折れ曲がってしっかり入る
◉ 釣れるアジのサイズが大きい
◉ イカ成分配合でニオイでもアピール
※イカ成分配合ではないカラーもあります。

まだまだあるぞ!ケイテックのアジングおすすめワーム

イージーシェイカー2.5インチ

3.5の遺伝子を受け継ぐベストサイズ
アジングでもっとも馴染みのある2.5インチのイージーシェイカー。3インチと合わせてショアでもボートでも欠かせないアイテム。特にプロモーションなどはしていないが口コミで人気が全国に広まっていったという。

シャッドインパクト2インチ

リアクション的に食わせる操作系モデル
イージーシェイカーとは対照的にトゥイッチしたりダートさせたりして使う操作系ワーム。ボディの上下で塩分量を変えており、極めて高いバランス力を発揮する。リアクションでしか食わない魚に効果的。

ライブインパクト2.5インチ

張りのあるボディのキビキビ系アクション
イージーシェイカーは軟らかい素材なのに対し、ライブインパクトはボディに張りを持たせてある。動きにメリハリが出るので、よりミノーイーター化したアジに効く。ノンソルトなのはイージーシェイカー同様。

バスタックルでも行ける!アジングタックル例

大場タックル

左から
[ジグ単用1]●ロッド:ポイズンアドレナ 261SUL-S(シマノ)●リール:ヴァンキッシュC2000S(シマノ)●ライン:オールマイト0.4号(サンライン)+シーガーグランドマックス1号(クレハ)
[ジグ単用2]●ロッド:鯵道5G AD5-S622L/AJI(メジャークラフト)●リール:ヴァンキッシュ 2500S(シマノ)●ライン:バニッシュ・レボリューション3ポンド(PFJ)
[バチコン用]●ロッド:エクスプライド263L-S(シマノ)●リール:ルビアス2004H(DAIWA)●ライン:シーバスPEパワーゲーム0.6号(東レ)+フロロ8ポンド+捨て糸4ポンド

西村タックル

左から
[ジグ単用1]●ロッド:ヌードND-53/510(モンスターキス)●リール:ルビアス2000S(DAIWA)●ライン:鯵の糸エステル0.35号(サンライン)+フロロ4ポンド
[バチコン用1]●ロッド:スクアドSKS-ST65UL(レジットデザイン)●リール:エアリティST SF2000SS-H(DAIWA)●ライン:シグロンPE0.3号(サンライン)+フロロ7ポンド+捨て糸4ポンド
[バチコン用2]●ロッド:スクアドSKCST68L/ML(レジットデザイン)●リール:アルファスSV105SHL(DAIWA)●ライン:シグロンPE0.4号(サンライン)+フロロ7ポンド+捨て糸4ポンド


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。