
アブガルシアが世に問うベイトリールのひとつの到達点『ゼノン』。その優れたコンセプトを踏襲しつつ、手に取りやすい価格を実現した『ゼノンコア』が2025年にデビュー! その性能、使わずして語るべからず!!
●文:ルアマガプラス編集部
ZENON Core(アブガルシア)
ゼノンの根幹機構をしっかり踏襲!!
アブガルシアのハイエンドシリーズとして、スピニングリールの「ゼノン」が2021年にデビュー。その翌年2022年にはベイトモデルの「ゼノン」も登場。
レボシリーズでも好評のロープロファイル形状を突き詰めたベイトモデルの「ゼノン」はコンパクトかつ軽量ボディながらも圧倒的なタフネスを獲得。
加えてピニオンギアをスムーズに回転させ、安定したスプール回転に貢献する新機構「ピニオンサポートシステム」を搭載。
左右非対称のエルゴノミックデザインにより圧倒的に手に馴染む感覚は、多くのアングラーを虜にしている。
そのゼノンの根幹となる機構を、しっかりと受け継いでいるのが2025年に登場する新たなゼノン。
『ゼノン コア』なのだ。
ゼノン コア
ゼノンコアの主な特徴
- 左右非対称ボディ、エルゴノミックデザイン
- マグネットブレーキシステム
- ピニオンサポートシステム
- カーボンマトリックスドラグ+ドラグクリッカー
- カーボンハンドル
- 14lb-100m/8lb-100mの糸巻き量
3万円代で驚きのスペック!
アブガルシアの最高峰機構をいくつも搭載しつつ、定価は3万円台をキープ。
スプール径は32mmとゼノンビーストシリーズと同等クラスだが、その重さはビーストが195gなのに対してコアは164gと大幅に軽量化。
ギア比8.3かつ14lb100m巻きのスプールを搭載したHS8と、ギア比7.5かつ8lb100m巻きのスプールを搭載したBF7の2タイプをラインナップしており、遠投を繰り返す広大なフィールドの岸釣りから、近距離戦のボートフィッシングまで、あらゆるスタイルに対応する万能モデルに仕上がっている!
また、マグネットブレーキはゼノンとは異なるタイプを導入。外部ダイヤルで調整可能なだけでなく、搭載するマグネットの個数を自由に調整することも可能なのだ。
さらに、最大ドラグ力も7kg、ボデイ素材もアルミで海水にも対応するため、ソルトルアーゲームで使用するベイトリールとしても間違いなく活躍してくれるはずだ。
ゼノンコア
●重さ:165g●ギア比:8.3/7.5●最大ライン巻取(cm):83/75●最大ドラグ力:7kg●ボール/ローラーベアリング:7+1●ラインキャパシティ:14lb100m(PE3号90m)/8lb100m(PE1号200m)●定価:3万9800円
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