【シマノがヤッた!?】ついにエビらないテールスピンジグ誕生!?『サルベージブレードハイアピール』【弱点克服!?】

シーバスゲームの必携ルアーのひとつとも言えるスピンテールジグ。特にデイゲームでは“必需品”とも言える活躍ぶりで、ブレードのフラッシング&波動で集魚する、ディープレンジを素早くサーチするなど、他のルアーには真似できない能力を持つ。しかし、スピンテールジグならではの弱点もあり、それがスムーズなゲーム進行を妨げているのも事実だ。しかし、その弱点を高確率でカバーした最新のスピンテールジグが新年早々に登場する。それが『サルベージブレードハイアピール』だ。

●文:ルアマガプラス編集部

テールフックとリーダーが絡むトラブル「テーリング」

【サルベージブレードハイアピール】●タイプ:シンキング●全長:35mm、49mm●自重:23g、25g●カラー:全7色●価格:1350円、1450円(ともに税抜)

スピンテールジグの弱点とは「テーリング」のこと。ルアーをキャストしてからボトムに着底するまでの間にリアフックがショックリーダーを拾ってしまうことで、正しいスイム姿勢でルアーを巻くことができない=スピンテールジグの本来の性能を発揮できない、ということ。その頻度も思っているほど低いわけではなく、経験したことのあるアングラーも多いことだろう。

高確率でのテーリング排除でスムーズなゲームを実現

フックとブレードが接続されるテールアイの付け根にブレードシステムカバーを搭載。これによりリアフックの可動域を制限し、キャスト時だけでなく着水後のフォール、リフト&フォールの途中でもリーダーが絡みにくくなった。

そこで、テーリングに至るまでのメカニズムを徹底的に解析し、そのトラブルがもっとも起こりやすいのがルアーの飛行中だということを確認。リアフックが必要以上に可動しないよう制限するテールアイ周りの形状を追求し、さらにラインアイおよび各パーツの配置バランスを徹底的に突き詰めることで、高い確率でのテーリング排除に成功したのだ。

構成パーツの最適化で安定したブレード回転&スイミング

細かいパーツの最適化を行うことでテーリングの排除はもちろん、巻き始めからスムーズなブレード回転&安定したスイミングが実現。 [写真タップで拡大]

ベイトフィッシュの鱗のリアルパターンを再現したスケールブーストをブレードに貼り付けて、小魚らしいキラメキを演出。 [写真タップで拡大]

同時に着水した瞬間、またはフォールから立ち上がるまでの短い時間の中でもトラブルは起こってしまうので、スイベルやスプリットリング、フックサイズといった細かい構成パーツのバランスの最適化を図ることでトラブルレスを追求。テーリングが起こりにくいのはもちろん、巻き始めからブレードがスムーズに回転して安定したスイミングを見せてくれる。

シャローレンジの13g、ボトムレンジの25gの2サイズ

サルベージブレードハイアピール25g(上)、13g(下)。

ウェイトはシャローレンジをカバーする13g、ボトムレンジを安定してトレースできる25gの2サイズを用意。いずれも素材に低比重の金属を採用しているのでコンパクトながらも水噛みが良く、スロー巻きでレンジキープしやすいのも大きな武器だ。デイゲームでコンスタントに釣りたい、ナイトゲームでも確実に1尾を獲りたいなら、サルベージブレードハイアピールを最低でもひとつは持っておくべきだ。


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