【カメェェェッー!】海外からの注目度も抜群!ホンモノそっくりな手作りの「亀」型ルアー【ルアーの法則が乱れる!】

魚が食べているものをモチーフにした疑似餌が「ルアー」なら、その表現の幅は非常に広いはずだ。小魚の形だけがルアーではない。ときにはそう、カメだって…!

●文:ルアマガプラス編集部

profile

穂崎裕太(ほさき・ゆうた)
1990年・広島県出身。大阪府在住。イマカツのフィールドスタッフ兼、工場の作業員として働いていた経験を持つ。現在はサラリーマンをしながら亀ルアーの制作に勤しんでいる。
https://hosakinlures.official.ec/

亀はバスの捕食対象 釣果がそれを証明している

亀のルアーを作り始めたきっかけは?

穂崎「亀がバスに襲われたり、釣ったバスの口に亀が入っているということも経験していたので、亀のルアーがあったらおもしろいんじゃないかと昔から思っていたんです。コロナが流行った時期に釣りが自粛ムードになったので、じゃあ本格的に作ってみようと」

穂崎「魚型のルアーとはバランスや重心が異なり、それを調整するのが難しかったですね。素材は発泡樹脂で、プロトは10種類以上作りました。ボディは水平のまま、トゥイッチするとその場でテーブルターンするような動きを目指しました。亀の動きというよりは、これまでにないシルエットのこれまでにない動きをするルアーというイメージですね。塗装はひとつひとつ手塗りで、細かく色を入れています」

今では売り出せば即完売するほどの人気に。

穂崎「魚もすぐに釣れたし、アクションや釣れた動画をSNSに上げるとかなりの反響がありました。海外からもオーダーがあって、国内よりも売れている状況です。そんなにたくさんは作れませんが、月に1度は何個かまとめて販売しています。興味ある方はぜひお願いします!」

水中での佇まいは本物の亀そのもので、フィールドでアクションさせるだけでも楽しいルアー。そのリアルさで亀好きの人も買っていくのだとか。一番人気はニホンイシガメカラー。

リアルなだけじゃない実際に釣れる亀ルアー

ボディは発泡樹脂製、ヘッドと前足はジョイントで、後ろ足がフェザーフックに。腹部分にはウエイトを装備。クサガメ、ミドリガメ、イシガメなど、実際のカメをモチーフしたカラーに、夜光貝モデルもある。

カメキングJr.裏

カメキング裏

カメキングJr.
●価格:1万5,800円(税込み)

カメキング
●価格:1万6,800円(税込み)
※夜光貝モデル2万6,800円(税込み)


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。