ジグウェイトの軽量化を追求することで、より繊細なゲームが可能になったスーパーライトジギング。時には10g前後の小型・軽量ジグを使用することもあるので、ロッドにも繊細なコントロール性能が要求される。それを可能としたのが新登場のスーパーライトジギング特化ロッド『グラップラータイプSLJ』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
細径ブランクスで小型・軽量ジグも自由自在にコントロール
【グラップラータイプSLJ】ベイトモデル
【グラップラータイプSLJ】スピニングモデル
ライトジギング用のグラップラータイプLJでも、その繊細さはなかなかのものだったが、“SLJ”ではさらに際立った繊細さが大きな魅力。それを具現化したのが細径ブランクスで、抵抗感が少ない小型・軽量ジグでも自由自在にアクションを与えられるだけの操作性と感度を持つ。しかも柔軟性に富んだ曲がりは微妙なアタリも逃がさず、フッキングが決まりやすい。そして極細PEラインを使用してもラインブレイクしにくく、余裕を持ったファイトが楽しめる。
細径化したブランクスはネジレやパワーロスが心配だが、シマノ独自のロッド構造であるスパイラルX＆ハイパワーXでの強化で、それらの問題は一掃されている。
繊細なブランクスに合わせてリールシートも繊細仕様に
リールシートはベイトモデルにテクニカルホールディングシートを採用。スーパーライトジギングに対応する100～200番のベイトリールを装着した状態で、リールフードとの段差をほとんど感じることがないシームレス設計は、パーミングしやすく疲れにくい。また、スピニングモデルにはパーフェクションシートXTをセレクト。こちらも段差がないので軽い力でもしっかり握りやすく、カーボン強化素材CI4＋のおかげで感度が高く、水中の様子を把握しやすい。
1本で扱えるジグのウェイト幅が広過ぎるバーサタイル仕様
ラインナップはベイト×1、スピニング×2の全3アイテム。いずれも幅広いジグウェイトを扱えるバーサタイルなモデルなので、さまざまなフィールド＆魚種に対応できるはず。グラップラータイプSLJで、まだ見ぬ究極の“繊細ジギング”を体感してみよう。
品番
| 品番 | 全長(m) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ジグウェイト(g) | 適合ラインPE(号) | 最大ドラグ(kg) | カーボン含有率(％) | 本体価格(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| B63-0 | 1.91 | グリップジョイント | 2 | 145.8 | 118 | 2.0 | 30-100 | MAX 1.2 | 2.5 | 89 | 30,500円 |
| S66-00 | 1.98 | グリップジョイント | 2 | 155.5 | 112 | 1.8 | 10-80 | MAX 1 | 2 | 90.4 | 30,500円 |
| S66-0 | 1.98 | グリップジョイント | 2 | 155.7 | 113 | 1.9 | 20-100 | MAX 1.2 | 2.5 | 90.6 | 30,500円 |
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