【4種類全部知ってる?】エリアトラウトではラインの使い分けが超大切!【オススメも紹介!】

同じルアーを使っても巻きスピード、レンジ、トレース軌道などちょっとの違いで釣果に劇的な差が出るエリアトラウト。釣果差は使用ラインの種類(素材)によっても如実に現れ、裏を返せば適材適所のラインの使い分けで釣果が伸ばせる! その適材適所のカギを握るのがラインの比重。釣れる人はやっている! 管釣りラインの使い分けを紹介しよう。XBRAIDのエリアトラウト対応ライン各種で釣果UP必至だ!

●文:ルアマガプラス編集部

エリアトラウトで使うラインは4種類。比重の使い分けでライバルに差をつけろ!

一般的な釣り糸の種類(素材)はナイロン、フロロカーボン、エステル、PEの4つで、それはエリアトラウトも同じ。

ただ、エリアトラウトで使うラインは2~3lbクラスの極細が普通に使われ、使うルアーも1gを切るマイクロスプーンからミノー、トップウォーターと幅広い。主なターゲットは毎日のようにルアーを見ているトラウト類で繊細な釣りが求められる。

だからこそ使用ルアーや狙うレンジを考えたライン選び必要になる。

ラインの種類(素材)によって特性は異なるが、エリアトラウトでとくに気にしてほしいのが比重。ラインが浮きやすいのか、沈みやすいのか! 使うルアーや狙うレンジに最適なライン選択をすれば、さらなる釣果アップが期待できる。XBRAIDのエリアトラウト対応ラインを使い分けて、ライバルに違いを見せつけよう!

主流は比重1.41のエステル! ルアーの操作性&感度が抜群でオールマイティに使える!

エステルラインの比重は1.41で水に馴染みやすく、硬めで伸びがなく高感度。この糸質がエリアトラウトゲームに適応し、現在主流になっている。ルアーのダイレクトな操作感が得やすく、浮力系ミノーやクランキングに最適。遠投時のアタリの伝達性が高く、マイクロスプーンで繊細なアタリをかける釣りにも向いている。

幅広いルアーをオールマイティに使えるのがエステルで、XBRAIDでいうとS-ペットクリアがThe管釣り用エステルラインに該当する。ただしエステルラインは硬めで伸びがないため瞬間的な強い衝撃に弱く、実釣時はショックリーダーが必要になる。

S-ペットクリア(XBRAID)

●カラー:クリア● 素材:エステル〈比重:1.41〉●規格:200m/0.25、0.3、0.35、0.4、0.5号

S-ペットクリア(XRAID)の特徴

  • 硬さをいかし水中の様子を“視覚化”できる高感度仕様
  • 比重1.41で思い描くルアーのトレースコースを実現
  • 100m×2連結スプールで使いやすく経済的
  • 用途を選ばず環境に溶け込むクリアカラー
  • ノット各種に対応。90%以上の結節強力保持
  • 吸水しにくく(0.1%以下)性能が安定

XBRAIDのもう一つのエリアトラウト対応エステルラインがD-ペットクリアだ。違いは一般的なエステルラインよりしなやかで伸びのあること。スプールになじみやすく、ライントラブルを軽減する。一般的なエステルラインより軽量スプーンの飛距離が伸び、伸びがある分バラシを防止。活性の高い放流マスの強いバイトに対応しやすいのもほかのエステルラインにはない特徴だ。

D-ペットクリア(XBRAID)

●カラー:クリア● 素材:ポリエステル〈比重:1.41〉●規格:200m/0.25、0.3、0.35、0.4、0.5号

D-ペットクリア(XBRAID)の特徴

  • 感度を保持しながら誰でも扱いやすいソフトタイプ
  • ノット各種に対応し、結節部のトラブルも少ない
  • 比重1.41で思い描くルアーのトレースコースを実現
  • ラインカラーは用途を選ばず環境に溶け込むクリア
  • 100m×2連結スプールで分割して使いやすく経済的
  • 90%以上の結節強力保持
  • 吸水しにくく(0.1%以下)性能が安定

水に浮く比重0.98のPEラインはトップウォーターや大型ポンドで有効

浮力のあるPEラインはトップウォータープラグや表層系クランクの釣りに最適。また糸が軽いので飛距離が出やすいのも大きなメリットだ。遠投が必要な大型ポンドで活躍し、感度も良いため遠距離戦のボトム攻略も可能だ。ロンフォート リアルデシテックスWX8は0.3、0.4、0.5号の極細PEラインをラインナップし、エリアトラウトに実戦導入できる。

ロンフォート リアルデシテックスWX8(XBRAID)

●カラー:3カラード(10m毎ブルー⇒グリーン⇒ホワイト。1m毎マーク10cm)● 素材:ポリエチレン〈比重:0.98〉●規格:150m、210m/0.3、0.4、0.5号

ナイロンはエステルより低比重の1.14! 沈みにくさと伸びを活用して魚を獲る!

ナイロンラインは同号数のエステルより糸質がしなやかで伸びがあり、軽くて水に浮きやすいのが特徴。

エステルより感度は落ちるが、ナイロンの比重や伸びがエリアトラウトで欠かせないケースがある。その一つが放流直後や大型マスが入るポンド。ナイロンの伸びが、足元で強烈な反転喰いをみせる高活性放流マスや、急激にダッシュする大型マスのバラシを防ぐ。また軽さ、しなやかさはマイクロスプーンの飛距離を伸ばし、エステルよりスローに引いてもレンジキープが可能。

真冬のボトム攻略でも活躍し、スプーンを巻きながらレンジを上げる巻き上げもよりスローに行いやすい。

エリア ナイロンハード (XBRAID)

●カラー:クリア● 素材:ナイロン〈比重:1.14〉●規格:200m/0.4、0.5、0.6、0.8号

エリア ナイロン ハード(XBRAID)の特徴

  • ナイロンの比重をいかし、ルアーを浮かせて誘うメソッドにも対応
  • リーダーなしでナイロンラインに求められる高強度を実現
  • 100m×2連結スプール採用で使いやすく経済的
  • クリアカラーでトラウトへのプレッシャー軽減
  • ナイロンならではの伸度で衝撃吸収。口切れやハリ外れを防ぐ

比重1.78のフロロカーボンはボトム攻略で威力を発揮!

エリアトラウトで使うラインで最も高比重なのがフロロカーボン。

ライン自体が沈みやすいから軽量スプーンの巻き下げや深い層でのレンジキープ性能が上がり、厳寒期などのボトム攻略でも活躍する。また感度が良いのもフロロカーボンのメリットの一つ。ただし巻きグセや縮れやすい糸質や、素材による屈折率の関係でクリアウォーターの魚にプレッシャーを与えやすいという弱点もあるが、ハイエンドフロロ エリア(XBRAID)は特殊製法によりこれらの弱点を軽減。高感度と高い柔軟性を両立し、水に近い屈折率1.42で魚に違和感を与えにくい。0.1%以下の低吸水率で厳寒期でも品質を維持し、高強度、高感度、高操作性が実感できる。

ハイエンドフロロ エリア(XBRAID)

●カラー:ナチュラル● 素材:フロロカーボン〈比重:1.78〉●規格:80yds/0.25、0.3、0.4、0.5、0.6号


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。