釣りに出掛けて『う・な・ぎ!』を食べる贅沢、してもいいんじゃない?【静岡のお魚グルメ】

静岡県のお魚グルメをご紹介する一連の記事を展開中のルアマガプラスですが、今回は、釣り場グルメとしてはちょっと贅沢?かもしれないけど、たべたいが溢れちゃう『うなぎ』をご紹介。その美味しいうなぎを提供するお店は、伊豆の東、片瀬白田にある『うな瀬』。

●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)

アテンドしてくれた静岡漁連のスタッフいちおしの店『うな瀬』

静岡のお魚グルメの紹介を依頼してきてくれたスタッフが、「昔から通ってるんです」というグルメ処が『うな瀬』。白田川という伊豆半島東岸加茂郡にある川のほとりにあるお店で、扱っているメイン食材は『うなぎ』。ルアマガのスタッフも、さすがにうなぎには目を輝かせます。

ちょうど、お昼を過ぎたぐらいにお邪魔したのですが、人気店ということでほぼ満席。なんでも、うなぎももちろん推しなのですが、静岡漁連さんの扱っている海の幸をふんだんに使ったお寿司やお刺身などもかなりの人気らしく、そちらを求めてのお客さんも多いのだとか。

そんな自慢のグルメもご一緒にご紹介させていただくわけですが、まずは本命の鰻丼から見ていただきましょう。

ふっくらふわりのうなぎに舌鼓

店名にうなぎの『うな』がつくわけですから、こちらが看板料理。静岡なので静岡のうなぎ?と思ったら鹿児島のうなぎを使っているとか。これ、別に静岡のうなぎがダメなわけじゃなく、うな瀬さんの思い描く、食感、焼き加減、味を表現するために選んでいるらしいんですよね。そんなこだわりの鰻重。関東風の調理の仕方ですが(蒸し)、このふわり加減、皮の焼き加減、関西で育った記者も、ああ、関東風もうまい!って嬉しくなってしまう素晴らしさです。

関東風で、ふんわりとしていながら、焼き加減がよく皮が美味しい…。幸せになれる逸品です。

待ってました、静岡の海の幸をふんだんに使った絶品お寿司です!

静岡漁連さんの企画なのにうなぎは鹿児島?と思われたかもですが、ふふふ、ここのお店がおすすめな理由は、当然ながら地魚を使った絶品なメニューがあるからなのです。どれも丁寧に仕事がされた見た目も、味も幸せになるお寿司…。ちょっと贅沢ですけど、うなぎも食べて、これも食べたらとぶぜ?

近海の地魚をふんだんに使った、美しいお寿司にも注目。

さくさく、ボリューミーなアジフライにも注目!

揚げ物もパーフェクト。伊豆といえばアジ。アジといえばみんな大好き『アジフライ』なわけですが、伊豆のアジって東は相模湾、西は駿河湾という魚が美味しくなる漁場の絶品アジなわけですよ。そんな大型で味の濃いアジが、フライに…。語彙少なく、『美味いっっ!!』ってなるに決まっているじゃないですか。

伊豆といえばアジフライ! その絶品クラスがいただけるのです。鰻重と迷う…

このように『うな瀬』さんは、看板メニューのうなぎ以外にも静岡の地魚をふんだんに使ったお料理がある人気店でございます。白田川河口は絶好の釣りポイントでもありますし、シーズン中は渓流だってグッドポイント。釣りに向かわれた際にはぜひチェックしてみてください。

近隣おまけスポット。秋になると絶景広がるススキの平原

知る人ぞ知る、絶景スポットもご紹介。紹介したうな瀬からほど近い『稲取細野高原すすき野原』。ちょうどお邪魔した時は雨模様ということもあって、その絶景っぷりを写真に収めることはできなかったのですが、確かに、晴れていれば異世界感を味わえるススキの平原が広がっている絶景スポット。

ススキというぐらいですから、秋には観光客も多く混雑するらしいのですが、これ、いは流行りのコスプレイヤーだとかちょっとした、異世界感ある非日常な写真を収めるには結構いいスポットだと思うんのですよね。そこから見える伊豆の海もなかなかなので、少し足を伸ばしてみるといいかもしれません。せっかくなのでご紹介。

取材時は、まだススキが色付く前、かつあいにくの天気でしたが、なんか時代劇のロケ地とかになりそうな場所でした。


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