オフショアゲームにフォーカスした世界基準のスタンダードロッド『グラップラー』のジギングフィーチャーモデル“タイプJ”が、さらなる進化を遂げて登場。ミドルクラスの価格帯ながら豊富なラインナップを揃えて、細分化してさらなる発展を見せるオフショアゲームを隅々までカバーする。その一端だけでも覗いてみよう。
●文:ルアマガプラス編集部
操作性とパワーが大幅にアップした新生グラップラータイプJ
重いジグを正確に操り、深海からモンスタークラスの魚をファイトしながらリフトアップしてくるパワフルなブランクスは、シマノ独自のロッド強化技術であるスパイラルXとハイパワーXを施し、グラップラーシリーズの統一コンセプトでもある「ジャーク・レスポンス・強度」を総合的に高めることに成功。加えてモデルごとに適材適所のアップデートを図ることで、先代モデルよりも操作性とパワーが大幅に向上している。
操作性重視の2~5パワークラス
パワーを大きく2段階に分けて説明すると、2~5パワーのスピニングモデルは多彩なジグアクションに対応すべくティップのソフト化を促進。加えてバランスの最適化によりジャークのタイミングが掴みやすくなり、疲れにくくもなっている。ベイトモデルは反発力を高めてレスポンスを重視したことで、ジグが意図した通りに跳ね上がり、バイトを誘発するスライドやフォールアクションを演出しやすくなっている。
ヘビーアクションでも疲れにくい6~8パワークラス
そして、6~8パワーのヘビースピニング&ヘビーベイトモデルは、圧倒的とも言えるパワーを重要視。バットのヘビーアクション化にともない握る手元にも負荷が掛かりやすいので、ガッチリと握れるにもかかわらず疲れにくいVホールドグリップを採用。ファイト時やジャーク時にストレスが掛かりにくくなっている。
複数本導入してジギングの幅をもっと広げてみよう!
ラインナップはスピニング7本、ベイト7本の全14アイテム。世界基準のスタンダードクラスとしてはリーズナブルとも言える価格設定なので、タイプ違いの複数を揃えればゲームの幅が広がり、数、型ともにさらなる釣果が期待できるはず。グラップラータイプJで、さらにオフショアジギングの真髄を追求してみてほしい。
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ジグウェイト(g) | 適合ラインPE(号) | 最大ドラグ(kg) | 本体価格(円) |
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B60-2 | 6’0″ | 1.83 | グリップジョイント | 2 | 137.4 | 139 | 2.0 | MAX 160 | MAX 2.5 | 5 | 30,500円 |
B60-3 | 6’0″ | 1.83 | グリップジョイント | 2 | 138.4 | 140 | 2.2 | MAX 180 | MAX 3 | 6 | 30,500円 |
B60-4 | 6’0″ | 1.83 | グリップジョイント | 2 | 138.4 | 149 | 2.2 | MAX 210 | MAX 4 | 8 | 31,000円 |
B60-5 | 6’0″ | 1.83 | グリップジョイント | 2 | 138.4 | 170 | 2.6 | MAX 250 | MAX 5 | 10 | 31,500円 |
B56-6 | 5’6″ | 1.68 | グリップジョイント | 2 | 104.3 | 302 | 3.2 | MAX 300 | MAX 6 | 12 | 33,000円 |
B56-7 | 5’6″ | 1.68 | グリップジョイント | 2 | 104.3 | 312 | 3.2 | MAX 350 | MAX 8 | 14 | 34,000円 |
B53-8 | 5’3″ | 1.60 | グリップジョイント | 2 | 96.3 | 319 | 3.2 | MAX 400 | MAX 8 | 16 | 36,000円 |
S60-2 | 6’0″ | 1.83 | グリップジョイント | 2 | 132.6 | 160 | 2.0 | MAX 160 | MAX 2.5 | 5 | 30,500円 |
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