
「ジャッカル×シマノ」という最高峰の融合から生み出される、ポイズンシリーズのフラッグシップバスロッド『ポイズンアルティマ』に、2025年モデルが追加ラインナップ。高性能ライブ魚探を駆使することで、さらに激化したトーナメントシーンを見据えたフィネスモデル2アイテムだ!
●文:ルアマガプラス編集部
【161L-S/BFS】スパイラルガイド採用でネジレ抑制
【161L-S/BFS】
コンセプトは「積極的にルアーを動かして仕掛ける攻撃的なベイトフィネス」。
ティップには高弾性&ショート化して感度アップとパワーロスの抑制を両立した「ハイレスポンスソリッド」を採用。
ただ細いソリッドティップを搭載したベイトロッドは、上向きガイドに負荷が掛かることでネジれやすいというウィークポイントがある。これを克服すべくスパイラルガイドセッティングを採用し、ティップはもちろんソリッドとチューブラーの接合部のネジレも大幅に抑制。
微弱なバイトでもしっかり食い込む追従性を実現しつつ、キャスト時にありがちなブレの排除にも成功している。
シマノオリジナルのXガイドをスパイラルガイドセッティングで採用。
【256/510XUL-S】性質が異なる2本のティップを使いこなせ
【256/510XUL-S】
ボートの進行方向を映し出すFFS(フォワード・フェイシング・ソナー)と呼ばれる魚探を使い、バスとルアー両方の動きを見ながらバイトへと持ち込む釣りをフィーチャーしたモデル。
低活性のバスには「ルアーを止める」か「デッドスローで垂直に誘う」か、2つのメソッドが有効とされるが、性質が異なる2本のティップを持つ256/510XUL-Sならば、ティップの交換で両方のメソッドに対応できる。
止めておくならば短いティップの256XUL-S仕様で、ステイ中もルアーがブレないうえに感度も高い。一方で垂直方向への誘いならばセミロングティップの2510XUL-S仕様で、キスバイトも乗せやすい。
高反発ショートセッティング【256XUL-S仕様】(上)、ノセ重視セミロングセッティング【2510XUL-S仕様】 (下)
ティップを差し替えることで、2つの異なるメソッドを1本のロッドで実現できる。
最新カーボン素材M46Xを採用した高強度&高弾性ブランクス
2025年からのモデルに採用される最先端カーボン素材「M46X」を用いたブランクス。
また、両モデルのブランクスには高強度と高弾性率化を両立する最先端カーボン素材の「M46X」を新採用。
シマノのロッド製造テクノロジーであるスパイラルXコアを駆使することで、従来の素材と比較して20%以上の強度アップを実現すると同時に、極細化・軽量化も達成。既存のバスロッドでは到達し得ない、未知の領域まで踏み込んだ別次元の2本と言えよう。発売は2025年4月を予定。しばし待たれよ!
モデル | 全長(ft) | 全長(m) | テーパー | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 対応ルアーウェイト(g) | 適合ライン(ナイロン・フロロLB) | 適合ライン(PE号) | グリップ長(mm) | 価格(税抜) |
1610L-BFS | 6’10” | 2.08 | FF | 1 | 208 | 85 | 1.5 | 3.5-10 | 6-12 | – | 242 | 81,900円 |
256/510XUL-S | 5’10” | 1.78 | FF | 2 | 153.2 | – | 0.8 | 0.6-4 | 1-2.5 | MAX 0.3 | 170 | 98,000円 |
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