【バス釣り業界ついに動く!?】水中ゴミ問題解決に向けて『生分解性ルアー』導入へ。国内産業の発展も視野に

山下茂
JB日本バスプロ協会/NBC日本バスクラブ 会長認定NPO法人 日本釣り環境保全連盟 代表理事(一財)生分解性プラスチック振興協会会長

使用後に自然界に存在する微生物の働きによって水と二酸化炭素に分解されるプラスチックのこと。生分解性と安全性の認証を得ている「Mater-Bi(マタビー)」などのバイオマス含有原料に籾殻などを混合して、ルアー製造に適した素材が開発されている。

SDGsまなび館(山梨県富士河口湖町) [写真タップで拡大]

生分解性ルアー製造機 [写真タップで拡大]

JBが開発したバイオマス含有ハードプラグ「モデルⅠ」。マタビーと籾殻が7:3の割合で配合された素材を使用している。今後は各ルアーメーカーが積極的に開発を行ない、強度や耐久性、アクション性能を追求していくことが期待されている。

バイオマス含有ルアーには新たにFeco PLUSマークを認定予定

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