Made in Japan のプライドを胸にブランクスから国内自社工場生産の高品質ロッドをリリースするテンリュウ。同社の2025年NEWモデルで注目を浴びるアイテムの一つが人気オフショアロッドシリーズ『スパイク』の追加機種だ。近海サーフェスゲームをよりエキサイティングに楽しむための2本を紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部
2025年夏発売予定! 新たなスペックでオフショアプラッガーの期待に応える!
スパイクシリーズは、近海でサーフェスゲームをメインに楽しむためのロッドだ。ダイビングペンシルなどのトップウォータープラグが操作しやすく、魚種やボートサイズに合わせたスペックを追求。より戦略的なアプローチを可能とするロッドをラインナップする。
既存モデルは、20～40g程度のプラグを使うシイラから100g超のプラグで大型ヒラマサや40kgクラスのマグロが狙える全8機種をラインナップ。いずれも飛距離と粘り強さにこだわったロッドに仕上げられている。
そのためバットには粘り強さをアップするC.N.T(カーボンナノチューブ)素材を採用。粘りと反発をバランス良く設計し、ロッドを曲げ込んでも懐深く安心感のある強さを発揮。キャスト時は胸がすくようなキャストフィールが体感できる。
追加2機種もスパイクシリーズの設計思想を踏襲。当然、既存モデルにはないスペックでオフショアプラッガーの期待に応える。
スパイク追加モデル2機種は2025年夏発売予定。
ターゲットはずばりヒザ乗せサイズ! 50kgのマグロも狙えるシリーズ最強モデル
ヒザに乗せないと撮影できない…最初に紹介する追加モデルは、オフショアアングラーなら必ず釣り上げたい夢のヒザ乗せサイズを想定したスパイクSK822-Xだ
スパイクSK822S-X(テンリュウ)
●全長:2.49m(8ft2in)●自重:389g●継数(本):2●仕舞寸法:178cm●アクション:レギュラーファースト●ルアー:MAX200g●PEライン:MAX10号●最大ドラグ:16kg/60°●価格:6万1000円（税抜き
シリーズ最強モデルでターゲットは大型ヒラマサや50kgクラスまでのマグロ、さらにGTも視野に入れ、しっかりロッドを立ててファイトできる調子とグリップ周りにデザイン。
単なる剛竿ではなく、大型プラグが軽快にキャストしやすく、ダイビングペンシルのミスダイブを防ぎサーフェス系プラグが操作しやすいアクションに仕上げられている。
60～70gをミニマムに180g前後のプラグが扱いやすいパワー設定で、全国各地の夢のトロフィーサイズに挑むことができる。
シリーズ最長ライト＆遠投モデル! 乗合船でアドバンテージが獲得できる!
もう一本の追加モデルが、ブリ、カツオ、シイラなど近海の比較的ライトな魚がターゲットのスパイクSK842S-MLM。
スパイクSK842S-MLM(テンリュウ)
●全長:2.54m(8ft4in)●自重:302g●継数(本):2●仕舞寸法:188cm●アクション:レギュラーファースト●ルアー:MAX80g●PEライン:MAX4号●最大ドラグ:7kg/45°●価格:5万1500円（税抜き）
特徴はシリーズ最長尺モデルで、30～60gのプラグ類やメタルジグが扱いやすく、80gまでのルアーがフルキャスト可能。小型ベイトフィッシュを偏食するターゲットが攻略しやすく、遠投性能に優れるため、飛距離が釣果につながることが多い乗合船で大きなアドバンテージを発揮する。
トップ側は非常にライトなガイドを搭載し、細ラインと相性が良く、ラインがらみなどのトラブルを軽減。
ルアーが操作しやすい調子でありながら魚をかけるとしっかり曲がり、カツオなど鋭く走る魚の動きに追従し、バラシを防ぐ。また、バットは溜めが効き、同船者がランディング中でも船べりに寄せた魚の取り込み待ちがしやすく、レングスがあるので急に突っ込まれても船底への擦れを回避しやすい。
乗合船のキャスティングゲームを強く意識して開発されたモデルで、カツオ、シイラをはじめ、ブリやサワラ狙いでテクニカルな釣りが楽しめる。
スパイクの追加機種は2025年夏発売予定。キハダにカツオにシイラ! 夏、秋のオフショアキャスティングシーズンが待ち遠しくなる2本だ。
スパイク(テンリュウ)追加モデルを動画で見る
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