「川は状況変化が激しい、だからこそ面白い」水中は確実に春へ。早春の魚を狙う方法とは?「デカバスが釣れています!」

中川雅偉さんの長良川のレポート。水温はまだ低いものの、プリスポーンの魚は動き出している! 春特有のフラットエリア周辺をしっかり釣り込むことが大事です!

●写真/文:中川雅偉

季節が進行し、プリの魚も釣れ始めています

こんにちは! 中川雅偉です!

まだまだ気温は寒いですが、水中は確実に春へと近づいていっています! 最近は長良川によく行きますのでその様子をご紹介!

長良川の現在の水温は6〜7度とかなり低いんですが、プリスポーンっぽい個体が釣れ出しています。エリア的にも春特有のフラットが絡む場所で釣れ出していて、その日の気温・水温によって浅いレンジに上がったり、深いレンジに下がったりと、日によってかなり変わってきます。

わかりやすいのは、暖かい日はフラットの上を意識して、寒い日はブレイクの下やマンメイドストラクチャーをじっくり探る釣りが効果的。先日の暖かい日は、スメルトヘッド+ヴァラップスイマーで、浅いフラットを巻いてくるとナイスバスが釣れてくれました!

爆風で寒い日は、高比重やフリーリグでじっくり探っていき、ガイドででかバスが釣れています。その日の気温、水温によってバスのレンジを意識して釣りに行くと、かなり捉えやすいかなと思います。川は状況変化が激しい場所で難しいですが、それに合わせて釣っていく面白さがとても魅力的です。

もうすぐ気温もグッと上がるのでバスの目線も上になります。そうなってくるとハードルアーの出番も増えてくるので非常に楽しみです!!

アングラープロフィール

中川雅偉(なかがわ・がい)

DAIWA BASS最年少プロスタッフ。五三川・大江川でのオカッパリ、長良川ではバスボートでフィールドを攻略。移り変わるフィールド状況にアジャストするため、日々新しいパターンを模索し腕を磨いている。

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。