
「こう来たか!」とアングラーをワクワクさせてくれる、イイ意味で一風変わったルアーを次々と世に送り出すビバがついにアユをルアーで釣る「アユイング」の世界に進出! 2タイプのルアーが今シーズン登場予定とのことだ。解説はフィールドテスターにして、FT地区大会(総合2位)全国トーナメント戦出場予定、ダイワ鮎マスターズ地区大会(入賞)ブロック大会出場、シマノジャパンカップ鮎地区大会(優勝、準優勝、入賞)セミファイナル大会出場東レカップ桧木内川(優勝、入賞)スポニチ名人戦決勝大会出場他、現在もトーナメント参戦中というアユの友釣りの凄腕・九嶋さんが担当してくれた。
●文:ルアマガプラス編集部
力強いウォブンロールで野アユを威嚇するフローティングシャッド
九嶋さん「シリーズ名は「アユラシック」と言って…ま、ご想像の通り「アユらしく」ということでしょうか(笑)。まずは『シャッド110F』ですが、縄張り意識の高いアユが自らのテリトリーとする岩などのハードカバーに対して、ワイド&ダイナミックなウォブンロールで突っ込んでいき、野アユを激しく威嚇します。硬いスポットに勢い良くコンタクトさせる釣り方なので、十分な強度を確保するためにボディ&リップの双方にポリカーボネートを採用しています」
速くて強い流れの中でもバランスを崩さずにスイミングさせるために、アゴ下にはオモリをぶら下げられるウェイトホルダーを装備している。全長は110mm、自重は14gを予定。
素早い潜行能力と深場キープ力でじっくり攻められるバイブ
九嶋さん「一方の『バイブ100S』はシャッドと異なり、シンキングタイプなので底取りが簡単です。アユのフォルムを模すために細長いフォルムを採用したのでハイピッチでタイトなアクションになりそうですが、ヘッドに搭載したフィンが抵抗を受けることでワイドかつ落ち着いたアクションになっているので、アユに違和感を与えることなくテリトリーに接近していけます。こちらもポリカーボネート製ボディなので、石や岩に当たっても破損しにくいですね」
シャッド同様にウェイトホルダー装備なのでスイミングバランスを崩しにくい。また、アゴ下は接触頻度が高いこともあり、メタルパーツで補強を図っている。全長は100mm、自重は12gを予定。
両方ともプロトモデルということもあり、発売に向けて今後さらにリファインされる可能性もあるとのことなので、話題のアユイングルアー2機種からますます目が離せないぞ!
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