「小魚が逃げる」その瞬間を演出『HPミノー(O.S.P)』に待望の5インチモデルが登場!

バスを魅了すること=釣れるクオリティを絶対条件に、実力派揃いの新製品をリリースし続けるルアーメーカーO.S.P。リリースされたばかりの注目アイテムの中から、HPミノー5インチについて、プロフェッショナルガイドの林晃大さんに聞いてみた!

●文:ルアマガプラス編集部

林晃大
はやし・こうだい/琵琶湖・野尻湖のフルタイムガイドを拠点に、サイコロラバーRDS(リアクションダウンショット)やシャッドキャロ
の爆釣メソッドを確立。昨年は琵琶湖トーナメントM.B.F.T年間優勝、バサーオールスタークラシック5位入賞など、勝負強さも発揮した。1989年生まれ。

HPミノー5インチ(O.S.P)

●全長:5インチ ●自重:約9グラム前後 ●入数:5 ●カラー:11色 ●推奨フック:T.N.S,オフセットフック#4/0、マス針#1 ~ #1/0クラス ●価格:990円(税込み)

動かないように動くi字系ワームとしての性能に加え、それでも喰わないバスに口を使わせる“逃がし”の挙動を組み込んだHPミノーのサイズアップバージョン。

アクションを変化させるサスペンションブリッジを採用するなどの多彩さも組み込んだ。

ナチュラルな動きを演出できる量のソルトを入れ込んだ絶妙な柔らかボディで、5インチのみ表面に凹凸のあるシボ加工が施されている。

ロングスリットにブリッジを設置(5インチのみ)。
基本のワイドアクションに加え、切り離すと従来サイズ同様のタイトアクションになる。

喰わせのキーとなるテール。V字カットとマテリアル、薄さなどの相乗効果で口を使わせる波動を生み出す。

サイズアップで汎用性もアップ!

「琵琶湖で魚が溜まっているエリアがあって、でもそういうところは当然スレているんですけど、パッと行って投げたらすぐに釣れたんですよね。反応が違う。人間が見ても分からないんですけど、きっと何かがあるんだろうなと」。

絶対がないからこそ難しく、面白いのがバスフィッシング。

言葉の通じないブラックバスを相手に人間が知恵を絞り、釣れる動きをカタチにすることで、日々ルアーは生み出され、進化していく。 

冒頭は、今回のテーマとなるルアー、HPミノー5インチを琵琶湖でテストをしたプロガイド、林晃大さんの偽らざる言葉だ。

「単純に言えば、3・1インチと3・7インチのサイズアップなんですが、それだけではなくて、汎用性もより広くなっています」。

そもそもi字引きや関東で人気のスイベルキャロのような、動くようで動かないルアーの焦らしアクションをベースに、次なる一手(詳細はイラスト参照)を加味して開発されたHPミノーだが、林さんの使い方はそこに留まらない。

「琵琶湖ではミドスト、ボトスト、ホバストなんかのスト系でよく釣れました。まだ僕は試してはないんですけど、メタルブレードジグやスピナーベイトのトレーラー、ノーシンカーだとフックを横刺しにしても動きが変わって釣れるみたいですね」。

釣れるルアーは、変化しても釣れ続け、さらなる拡大を続ける。それが『10イヤーズスタンダード』と称されるO.S.Pルアーの揺るがない基軸であり、サイズアップという変化を経たHPミノー5インチがそれを体現している。

サイズアップでさまざまな使い方が可能に!

林さんおすすめミドストセッティング

2.7グラム、#1/0のレンジローラー(カルティバ)とのセットが、ミドストで良い動きがでるセッティングだ。

直進アクション

小刻みなテールに瞬時にボディの動きが加わる逃しアクション。水を大きく動かすのは5インチならでは。スト系ではロールが加わり独自の波動を生み出す。

ホバストも!

1月にも関わらず、テスト釣行で投入後即バイトしてきたビッグバス!

「0.9グラムのネイルシンカーを入れたホバスト。ためらわずに食ってきましたね」。

逃しアクションもパワーアップ!

一定に動いていたルアーがダートやトゥイッチで大きく動き、バスの視界から突然消えることで
リアクションバイトさせるのがミノーシェイプワームが得意とする『逃しアクション』。

従来のHPミノーではそれに加え、安定した直進性能をベースにハイスピードで巻くことで動きを破綻させず絶妙に揺るがし、リアクションさせることができるのが特徴だった。今回リリースされたHPミノー5インチでは、その直進的な『逃しアクション』にさらに磨きがかけられた、と林さん。

「ボディのサイズ感もあって、ダートなどの大きい動きよりも効果的な動かし方がある。例えば、ただ巻きのリーリングスピードをググッと加速させるだけで、絶妙な動きが出るんですよね」。

おすすめはマス針を下向きにした通し刺しでのi字引きだが、サイズ的にオフセットフックでも可能になる点も期待大だという。

「僕が使い込んだ時期は直進安定性を活かしたスト系でよく釣れましたが、もっと暑くなれば、こう
したi字で表層を意識した使い方もいいと思います」。

ちなみに、林さんおすすめのタックルは、ミドストに向いた6.4フィートのウルトラライトロッド+2500のハイギアスピニング。ラインは琵琶湖などのウィードレイクではPE0.4号+フロロリーダー7ポンドだが、フロロ5ポンド前後でもOK。

「ワンタックルで色々できるのも魅力なのでぜひお試し下さい」。

ハイシーズンに向けて妄想開始!?

いや、実際に投げてみれば釣果も加速すること間違いなし!

カラーラインナップ:まずは厳選11色!

グリーンパンプキンペッパー

グリパンシャッド

サイトスペシャル

ネオンワカサギ

ホワイトチャート

鱗ワカサギ

ピンクバックシャイナー

常勝フィッシュ

リザーバーワカサギ

ステルスベイト

ゴールドプロブルー/ウオーターメロン

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。