
渓流釣師はもとより、サーフなどのステージで釣りを楽しむみなさまで、腰に不安を持つ方はいらっしゃいませんか? 6年の歳月をかけて開発されたウエーディングベルトがなかなかいい具合なのでご紹介させていただきたく思います。
●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)
タックルを抱えての長時間歩行は結構、腰にくる
記者が、最初にウエーディングベルトの必要性を認識したのは実は、サーフでの取材時。ウエーダーを装着して、なおかつ機材や釣り具などを抱えて砂地を移動。しかもサーフって結構、ポイントまで距離があるものだから、腰にくるわけです。
そして、渓流での釣行。こちらも林道をひたすら登ってポイントにアクセスなんてコトが多いものですから、腰への負担が半端ない。しかも、ポイントに入ったら入ったで歩きにくい渓流を遡上していくわけです。しんどい。若い時ならまだしも40歳を超えてくると切実です。
そこで、取材時にたまたま借りて装着させていただいたウエーディングベルトが機能的にも腰的にも快適だったので、皆様にもご紹介させていただこうというわけ。
渓流で鍛えられたウエーディングベルト
今回紹介するウエーディングベルトはフライフィッシングのアイテムを多く取り扱うフルックスというメーカーからリリースされているFGFウエーディングベルト。中の人、凝り性なので開発開始から6年かけて完成させたというこだわりの逸品。
記者も、腰には不安があるので取材時に装着させていただいたのですが、楽!楽よ!全体的にグッと腰をホールドして負担を軽減。ここまではよくあるベルトなんですが、細かいところにこだわりがつまっててヲタク気質なワタクシなんかには嬉しい。
例えばバックル。一応軽さがメリットのPVC製の仕様もあるのですが、イチオシは金属製のバックル。なぜ2種類用意したんです?
フルックス:いやぁ、プラ製のバックルって北海道だとかの寒い時期に、強度がめちゃくちゃ落ちるんですよ。割れたりしまして。それがわかりまして、少しだけPVCより重たいですが金属製を採用しているモデルを用意しています。西日本だったりならPVCのタイプで問題ないと思います。
調整自在の強力なベルクロで、ちょっと太っている方も、痩せ気味の方もしっかりフィット。なおかつランディングネットなどをホールドしておくパーツなども装着可能。あと、ちょっとした荷物を入れて置けるエマージェンシー的な荷物袋なんかもあったりするのです。
強力なベルクロで固定されているネットホルダー
フルックス:それは、山でキノコを獲ったり山菜をとったりしたときにちょっと収納しておけます。普段はロールさせているので邪魔になりません。
細かな機能もうれしいのですが、ギュッと腰を締め上げることでかなり釣行の移動時に楽になるのがなによりうれしい。お値段もお手頃なので、少しそのあたりに不安のある方はいかがですか?
FGF ウエーディングベルト
●メタルバックルタイプ ¥13,750(税込)
●プラバックルタイプ ¥12,650(税込)
サイズ・・・レギュラー(M~XL) ラージ(~XXL)
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