「本当に難しい…」デカバスハンターがモンスター級のロクマルを発見、勝負しにいくが…?

関東屈指のバス釣りフィールド、亀山湖。房総半島にあるこのフィールドのリアルな状況を詳しく解説してくれるデカバスハンターの城ノ上巧さん。今回は、スポーニングに入ったビッグママを追います。

●文:ルアマガプラス編集部

ビッグフィッシュの予感

皆さん、こんにちは!

亀山湖もとうとうスポーニングのシーズンに入りました。この時期になると、『今まで君たち何処に居たの?』と思うくらいゴーマル、ロクマルがシャローに上がって来ます。亀山湖には、ロクマルUPゴロゴロ居ます。ナナマルクラスも居ますよ!全く相手にされないけど(笑)

スポーニングの定説?

この時期の定説みたいのが、多くのバスが『大潮』の日にスポーニングする?みたいに言われていますよね。大潮は関係ないという方もいるし大潮だからシャローに上がってくると言う方もいる。僕の経験上から言わせて頂きますと…

『モンスター級のバスは大潮を起点にしてスポーニング行動に入る!』と思う。

普通サイズのバスは大潮より水温だとかの他の条件が整った時だと思います。でもロクマル級のまだ卵を産んでないプリのビッグママ達は雨が降っていたり、ローライトで冷え込んだ日でも、大潮の日にスポーニング行動に入ります。水温が低下して条件が悪いのに大潮の日にスポーニング行動を始めるビッグママを毎年見て来ました。今年も数は少ないですがそんな感じでした。まぁ、釣果にはあまり関係ないですね。むしろ大潮の日の方が難しいかも。

それでは釣れない釣りのお話しです。今週も2日間行ってきました!

4/12(土)、4/13(日) 亀山湖

天気:晴れ→雨
水位:満水
水温:15~16℃
水質:普通~薄濁り

初日、いつも通りゆっくりスタート。

DSショートマウント、DSバウデッキ、DSハイデッキ!かっこいいでしょ! [写真タップで拡大]

桜も終わりですね。 [写真タップで拡大]

『もうデカい個体はスポーニング行動してるだろうな!?』と思ってました。各エリアをスイムベイトをメインにして流して行きます。

よりとも島エリアはボートいっぱい。

スポーニング行動してる個体を数尾発見しますが、50センチ前後の個体なのでスルーします(笑)

そして、やはり、居ました。楽勝のロクマルUPのビッグママ!まぁ、見つけましたからね、勝負します。そして、当たり前のように撃沈。本当に下手っぴです(笑)

2日目、午後から雨予報。とりあえず巻きます。スイムベイトで流すとチェイス多数!可愛いサイズばかりです。40センチくらいが釣れて、その後はなぜか可愛いサイズも釣れる。釣るつもりはないのだけど、凄い勢いでバイトして来るのでフックに掛かってしまう。

狙ってるサイズではないですが…バイトシーン丸見えは楽しい。 [写真タップで拡大]

なぜ、サイズダウンする? [写真タップで拡大]

昨日のロクマルUPは他のアングラーがずっと挑戦してました。この日は雨でビッグフィッシュが沈んだみたいで探せなかったですね。

今週も撃沈…。本当にバス釣り難しいです。

だから面白いのですが。

それでは皆さん、また来週お会いしましょう。

アングラープロフィール

城ノ上 巧(じょうのうえ・たくみ)
亀山湖をホームに独自のスタイルでビッグバスだけを追い求める。これまでも複数のロクマルをキャッチしてきている、孤高のデカバスハンター。

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。