
ヤマシタのフリーズシンカーはオモリグ専用のシンカー。低重心でシャクリやすく、アクション後に仕掛けが安定するのでアタリが取りやすい。カラーの使い分けで厄介なフグのアタリを軽減することも可能だ。
●文:ルアマガプラス編集部
理想的形状、だから差が出るフリーズシンカー
イカメタルのオモリグゲームに使用する専用のシンカーが、ヤマシタのフリーズシンカーだ。
低重心ボディにより、アクションを加えた後に素早く仕掛けが静止。ロッドのティップのブレを極力減らし、イカの小さなアタリがあった際にはその感度をしっかりとアングラーに伝える。シャクリ直後に出る触るようなアタリも明確に捉えることができるのだ。また、スリム形状なのでシャクリ心地がとても軽快。長時間の釣りでも疲れにくい設計になっている。
⚫︎ラインナップ:15号/56g・96mm、20号/75g・105mm、25号/94g・120mm、30号/113g・125mm、35号/131g・130mm、40号/150g・135mm⚫︎カラー:ステルスブラック、ギャザーグロー
重さは20号、25号、30号、35号、40号に加えて、新たに15号が登場の全6種類。いろいろな水深、潮のスピードに対応することが可能だ。最も軽い15号は浅い水深や潮の緩いタイミングでも釣りがしやすくなった。
シンカーも釣果に差が出る重要な要素
カラーはステルスブラックとギャザーグローの2色。ステルスブラックは、光に反応しやすいフグなどの魚が多いときに使うことで、シンカーの存在を消し、その先のエギを優先的に目立たせることが可能だ。ギャザーグローは、強力発光で遠方にいるイカに仕掛けの存在をアピールすることが可能。フグなど光に反応しやすい魚が少ない時に効果的なシンカーカラーだ。
一見、シンカーはどれも同じだと思うかもしれない。しかし、オモリグは仕掛けがシンプルなので、シンカーの形状やカラーも釣りに影響してくる。シンカーの形状でシャクリやすさやアタリの出やすさ、アタリの出方も変わってくるのだ。フリーズシンカーは、オモリグに求められる要素が凝縮されているので、オモリグが特に効きやすいシーズン前半戦、イカメタル序盤の大剣狙いに効果的なのでぜひ使ってみてほしい。
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