
バス釣り界のリビングレジェンド・柏木重孝さんによる、ベイトタックルを使ったキャスティングのコツを大公開!ベテランも案外目から鱗⁉
●文:ルアマガプラス編集部
キャストを教えるなら、まずアワセからなのだ
80年代から約20年間、全国の少年と女性にバス釣りを教え続けていたS・カシワギは教え方もエキスパート。
カシワギ「キャストの前にアワセを教えなきゃだめだよ。なぜかというと、釣りはまぐれでも食ってくるからね。そのときアワセを知らないと釣れないでしょ?」
この辺りからして、並みのインストラクターではないことがわかるだろう。
S・カシワギによれば、ルアーを口の中で滑らせないとフッキングしないという。
カシワギ「だから、魚が掛かったらもう死ぬ気で巻くこと。すると、魚もいずれ口を開こうとする。その時滑って掛かるから」。
つまり巻きアワセに真理が隠されているのだ。
サミングは「指ズラし」。キャストもサミングも親指は横にずらすのみ
これがサミング状態
このように指をズラして、スプールをフリーにさせる。
カシワギ「投げるとき、親指をスプールから放せと教わるよね。でも、放すとタックルが不安定になるからキャストを失敗するんだよ。だから、親指をずらすだけにする」。
回転を止めるときは、逆にずらしてサミングする。
親指をリールから放してしまうと、この状態。見るからに不安定だ。ずらすだけにしよう。
キャストのコツは『ミカン』!? ミカンを飛ばすな!
カシワギ「竿を振るときは、まず慌てないこと。ゆっくり後ろに振りかぶって、一度止めればいい。それから前に振る」。
勢いのいいバックスイングは不要なのだ。そして肝心のスイングのコツは?
カシワギ「竿の先にミカンが刺さってると思って、それを落とさないようにして振るといいよ」。
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