
YouTubeで大人気の元OL・マルコスさん。“やほまる!”の挨拶ではじまる動画は、必ずと言っていいほど何かが起こる強運の持ち主で、TVやイベント出演などでも引っ張りダコの人気だが、忙しい合間を縫って夏の川へ。日本在来のフィッシュイーター、イカツイ顔の美しい魚を狙う。『入水して釣りしたら事件起きた…』というタイトルだが、その事件とは? 気になる。
●文:ルアマガプラス編集部
チアユを捕食しながら川を遡上するハスをルアーで狙う!
マルコス「やほまる!」
と、いつもの挨拶で動画はスタート。今回も導入部の近況報告から面白いのでお見逃しなく! さて、実釣の舞台、琵琶湖に注ぐ某河川やってきたマルコスさん。案内するのはマルコスさん曰く「私の唯一の釣り友達」のしばたいさんだ。
現地で合流し、使うルアーを見せてもらうと
マルコス「そんなんで釣るの? こんなにちっちゃいやつなんや」
しばたい「コアユのサイズがこれくらいなんですよ。スプーンは3gくらい」
マルコス「ハスって夏が進むに釣れてどんどん(川の)上流に上っていくんやろ?」
しばたい「そうそう、卵を産むために」
マルコス「ほんで、その後どうなるの?」
しばたい「多分、死ぬ。中には琵琶湖に降りる魚もおりますね」
マルコス「まじか! ハスってサケと一緒なのね、辛い…」
チアユを捕食しながら川を遡上するハスを狙って実釣スタート! もちろん釣れたハスはやさしくリリースだが、果たしてハスは出るか? それとも別のものが出るのか?
ヤブを漕ぎながら警戒心の強い魚を追う! 難易度は意外と高い?
釣り場を前にランディングネットを振り回し、謎の行動をとるマルコスさん。
マルコス「なんかさ、ここヘビおらん?」
しばたい「マムシはいるんじゃないですかね」
マルコス「ここ、こわい」
釣り場はヤブに覆われ、相手は人に対して警戒心の強い難敵。
上流に進むほどヤブは濃くなり、川幅は狭まり、岸の護岸は消え、いよいよ入水。
マルコス「めっちゃ泥濘んでる。でも暑いから気持ち良い!」
青空の下、川を遡行するマルコスさん。大人の水遊び。夏って感じですね。お召し物はウェーダーではなく速乾性のパンツのようで確かに気持ち良さそうだ。
汗をかきながら遡行していると突然事件は起きた!?
目ぼしいポイントを撃ちながら遡行。ジャングルのクリークのような流れも突き進むが、なかなかハスは姿を見せてくれない。
マルコス「深い、深い、深い! まだ行くん?」
しばたい「行くんす!」
マルコス「あ、」
しばたい「えっ、なにっ、その顔? なんかあったかい、足元があったかい! 勘弁してくださいよ」
事件発生!? なにが起きたのかは動画でご確認ください…。
事件発生!?
暑さも事件も忘れさせる厳つい顔の美しい魚、出た!
マルコス「暑すぎて死にそう。やばい」
真夏の日中の川歩きは想像以上にハード。休憩をはさみつつ実釣は続く。
流れにのせながらミノーを巻いていると、ロッドティップがクンッと入り、待望のヒット!
マルコス「やった! バレるな! でかひぃ~!」
厳つい顔つきのオスのハスを見事キャッチ。
マルコス「ほら見て、きれい。かっこいい!」
薄っすらと婚姻色が出た美しい魚体が暑さも事件も帳消しにしてくれた。しばらく見惚れた後にリリース。
どんな魚を釣るときも全力で、体を張って挑むマルコスさん。これからも想像の上をいく釣果とハプニングに期待しよう!
紹介した動画はコチラ!
登場YouTuber紹介
マルコス
OLから世界の『怪魚を釣りまわる女』にジョブチェンジ後、YoutubeにTV、イベント出演、書籍の執筆などフルスイングで活動中。アマゾン川国際釣りトーナメント日本代表に抜擢され、初代アマゾンクイーンアワードを受賞している。