偏光サングラスのトップブランド『サイトマスター』から2025年も新製品が登場!広い視野と高いフィット感に注目!

目の保護とわずかなファッション性でしか語られなかったバス釣りにおけるサングラスを、魚を釣るための必需品と位置付け、圧倒的な機能と高い技術を注ぎ込んだ偏光グラスとして、その重要性を釣り人に知らしめた。そんなブランドのひとつ「サイトマスター」の2025年NEWアイテムを紹介しよう。

●文:ルアマガプラス編集部

サイトマスターが支持される三つの理由

伊藤巧さんや青木大介さん、川村光大郎さんなど、これまでに多くのトッププロの釣果を支えてきたサイトマスター。その存在は、釣り人にとって必要不可欠なタックルと言っても過言ではない。

サイトマスターは、タックルメーカーのティムコが手掛ける偏光グラス。もはや偏光グラスの代名詞的
なイメージで浸透しているが、その理由は3つ。まさにサイトマスターの性能そのものの中にある。

ひとつはタレックス製ガラスレンズ。

他メーカーからリリースされている偏光グラスの多くは、軽いプラスチックレンズを使用しているものが多いが、サイトマスターはあえて、重いガラスを選んでいる。

その理由は透明度の高さと歪みのなさ。カメラや望遠鏡などのいわゆる光学機器でも、質を求めると、
高い耐久性も相まってガラスレンズとなるのが一般的だ。

そして優れた超撥水性能。

クリアな視界には邪魔となる汚れや水滴がつきにくくなるように、表面に真空蒸着特殊製法でコーティングを施したSWR(SuperWater Repellent)レンズが採用されている(一部を除く)。これは水滴だけではなく汚れもつきにくく、また傷が付きにくい効果もあるため、ハードなヤブ漕ぎなどにも強い味方となる。

3つ目が、精密な偏光フィルター技術。

水面のギラツキを抑えつつ、水中の魚影やストラクチャーを自然のままに見せるための偏光フィルターは、偏光レンズの心臓部。そこに持てる技術をあますことなく注ぎ込んだレンズとなっている。

さらにひとつ付け加えるならば、豊富なカラーラインナップ。晴れたらディープブラウン、マズメにはイーズグリーン、雨が降ったらラスターオレンジ、サイトフィッシングにはスーパーセレンなど、釣り場の状況で細やかに使い分けることができる。

ガラスレンズの宿命とも言える重量増に関しては、各パーツを見てわかるように、フレームの構造や、全体的なバランスによって掛け心地を向上させることでカバーしている。

日本の釣りを知るタックルブランドと、多くのユーザーによって磨き上げられたサイトマスター。偏光グラスとしてのそのポジションは揺るがず、さらなる〝見る〟タックルの高みを目指す。

2025年新製品『オクト(サイトマスター)』

●フレーム:ナイロン&β-チタン&シリコン●フレームカラー:ブラック、マットブラック●レンズ:タレックス製SWR / 8カーブ●レンズカラー:スーパーライトブラウン、スーパーライトグレー、ディープブラウン、ラスターオレンジ、イーズグリーン、ライトローズ、スーパーセレン、ライトグレーシルバーミラー、ライトブラウンシルバーミラー●価格:4万3450円(税込み)●発売予定:今夏

8カーブで構えたサイトマスターの王道スポーツライン

高いレンズ性能を活かすための遮光性、軽さに由来する掛け心地の良さと疲労感の軽減、広い視野をもたらすレンズシェイプを、8カーブのレンズを軸にスポーティなデザインに落とし込んだサイトマスターの意欲的最新作。ラテン語で『8』を意味するオクト(OCTO)は、顔に一体化する目、そのものとなる。

8カーブレンズによるフレームシェイプ。一般的にはゆがみやすいハイカーブとされるが、まったく違和感がないのはタレックス製ガラスレンズとその高い加工技術があるからこそ。 [写真タップで拡大]

スポーツタイプのフレームにありがちな一体型ではなく、独立したノーズパッドを搭載。ベストな掛け心地に調整可能。 [写真タップで拡大]

フロントとテンプルを繋ぐ蝶番(ヒンジ)には、顔の幅にフレキシブルに対応するβチタン製を採用。締め付け感は少なく、長時間掛けていても疲れにくい。 [写真タップで拡大]

ラクリマやウルティモプラスのように耳に沿わせるタイプのテンプルは、チタン製の心棒が入り微調整が可能。またシリコン製の素材により、フィット感を高めている。 [写真タップで拡大]

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